
福島第一原発の処理水について、国は海への放出を始めた後、毎日魚をサンプリングして放射性物質の分析を計画していることがわかりました。
放射性物質のトリチウムを含む処理水について、政府は安全な基準まで薄め、夏ごろにも海へ放出する方針です。
風評対策の一環として水産庁は処理水の放出後、放出口の南北2地点で毎日魚をサンプリングして含まれるトリチウムを分析し、ホームページなどでの公開を計画しているということです。
処理水放出による環境や人体への影響はないとされていますが、魚の分析を通して数値など、目に見える形で安全性を発信する狙いがあるとみられます。
福島中央テレビ