
体外受精で2人の男の子を授かった安田美沙子さん。
治療では、ドクターを信じて「悩むより行動」と、そのときに最善と思われることを選んできたと語ります。
落ち込んだり、悩んだりすることも多い妊活を乗り切るための安田さん流のメンタル術、不妊治療の保険適用に思うこと、夫とのコミュニケーションなどなど、盛りだくさんの内容をお届けします!
20代からつきあい続けた子宮内膜症
子宮内膜症の診断を受けたのは、 20代前半のころでした。生理痛自体はがまんできないほどではなかったので、診断には驚きましたね。
ただ、当時は仕事がすごく忙しかったし、冷えがひどいことも自覚していたので、不調が出てもおかしくはない生活だったかもしれません。 診断が出てからは、特に冷え対策を意識するように。
新幹線や飛行機での長距離移動は座りっぱなしで冷えやすいので、肌ざわりのいいブランケット、レッグウオーマー、生姜入りホットドリンクのセットは必需品。ナプキン型の温熱パットも愛用していました。
27歳からは子宮内膜症の進行を止めるために、ピルを服用。ピルは、結婚して妊活をスタートするまで継続しました。
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→子宮内膜症とは?
子宮内膜に似た組織が、子宮腔内以外の組織や臓器に発生する病気。卵巣にできると「チョコレート嚢胞」、子宮筋層にできると「子宮腺筋症」と呼ばれる。
強い月経痛や性交痛、排便痛などがあり、内膜症のある人の約50%は不妊になるといわれている。超音波やMRI検査などで診断するが、それではわからないタイプの内膜症もあり、その場合は腹腔鏡検査で診断する。
卵管狭窄の手術をへて、 体外受精へ
33歳で結婚後、いざ妊活!このころにはピルでの治療のかいもあって、子宮内膜症の症状はほぼ見られなくなっていました。
それでも、なかなか授からない。仕事仲間に「妊活中なんだけど、どこかいいクリニックないかな?」と相談してすすめてもらった病院に通院することにしました。
不妊の原因がないかをみるためにさまざまな検査をしましたが、なかでも強烈な印象が残っているのが卵管造影検査です。
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