パイレーツ・筒香、勝利を呼ぶ右へ左へマルチタイムリー!

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  • 更新日:2021/09/15

【ピッツバーグ(米ペンシルベニア州)14日(日本時間15日)=山田結軌】米大リーグ、パイレーツの筒香嘉智外野手(29)はレッズ戦に「4番・一塁」で出場し、先制打を含む4打数2安打2打点の活躍を見せてチームの6-5の勝利に貢献した。技巧派左腕を苦にすることなく「左投手が嫌な感覚はない」とキッパリ。来季に向けたメジャー生き残りへ、また大きな一歩を記した。レッズの秋山翔吾外野手(33)は出場機会がなかった。

■ライトへ先制、レフトへ追加点

右へ、左へ、打ち返した。まず一回1死一、二塁から右前へ先制の適時打。3-0の五回無死一、二塁には右寄りシフトの逆を突く左前適時打を放った。筒香は、2安打2打点で勝利の立役者となり「特に打球方向は意識していないです。どの投手に関わらず、打てればうれしいし、何よりチームが勝てたのが一番です」とほほ笑んだ。

先発は5月8日(同9日)のインディアンス戦で無安打無得点試合を達成した左腕、マイリー。カットボールを多投する技巧派左腕を「甘い球を待って」攻略し「レイズとドジャースは左投手には右打者、右投手には左打者という起用が多かったですけど、左投手が嫌な感覚は日本のときからないです。特に意識することなく打席に入れています」と胸を張った。

9月は先発した9試合中8試合で安打をマークし、7四球を選ぶなど全試合で出塁している。8月のパイレーツ移籍後は出場25試合で7本塁打、17打点。左腕の先発投手からは打率・282をマークするなど少しも苦にする様子はない。

■試合前にはレッズ秋山と談笑

好調の理由を、筒香は「自分の技術の状態を思っている幅に収めるため、いろんな方法で準備している」と独特の表現で説明する。この日は一塁手として出場したが、不慣れな右翼にも挑戦中。ポジションの選択肢を増やし、対左投手でも存在感を示すことは、パイレーツを含めたメジャー球団で来季以降の契約を勝ち取る上でも、大きなアピール材料になる。

試合前には親交のあるレッズの秋山と約15分間、談笑。同じメジャー2年目で飛躍を見せる後輩を、秋山は「彼みたいに自分の考えを言葉にできる選手は少ない。それは感性だったり、努力してきたもの」とたたえ、筒香は「日本代表の時によく話をさせていただいて、普段の話は楽しく、野球の話はまじめにという感じ」と、打撃論、守備について意見交換し刺激を受けた様子だった。

2年契約でDeNAからレイズに移籍して臨んだメジャー2年目のシーズンは、残り18試合。己の価値を証明するべく、筒香はバットを振る。

★秋山は2戦連続出番なし

レッズの秋山は、2試合続けて出場機会を得られなかった。今季はオープン戦で左太ももを痛めて出遅れ、昨季ほぼ手中にしていた定位置を失った。打率・199と苦しみ、9月の出場はわずか5試合。ほとんど代走や守備固めと厳しい状況にある。試合前にはパイレーツの筒香と久々の再会。来季が契約最終年となる33歳は「良い(会話の)キャッチボールができた。それを僕が試合で発揮できるかどうかは分からないけど」と、苦しい心境をうかがわせた。

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