卓球のパリ五輪代表、国内大会重視の新選考基準を正式決定 異論は出ず承認「変更は大きな混乱招いてしまう」

卓球のパリ五輪代表、国内大会重視の新選考基準を正式決定 異論は出ず承認「変更は大きな混乱招いてしまう」

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2023/03/18
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馬場美香強化本部長

日本卓球協会は18日、理事会を開き、国内選考会を中心に独自の選考ポイントを設けて争う24年パリ五輪代表選考基準について、正式に採用することを決めた。世界ランクに準拠する従来の選考から転換し、国内大会を中心に代表を決める方針を21年秋から示してきたが、国際卓球連盟(ITTF)や国際オリンピック委員会(IOC)の五輪予選方式などとの調整で時間がかかり、最終決定には至っていなかった。既に選考対象大会はスタートしていただけに、オンラインで取材に応じた馬場美香強化本部長は「ようやく発表できてホッとしている」と語った。

昨年3月の第1回選考会からスタートしたパリ五輪代表選考は、来年1月の全日本選手権終了時のポイント上位2人がシングルス代表に決まり、団体戦代表1人はダブルスの相性なども考慮して日本協会が決定。計6回の国内選考会、全日本選手権、世界選手権等の成績に応じて選考ポイントが付与されるほか、Tリーグの個人成績や、国際大会における中国選手のうち世界ランク上位3人を撃破した場合のボーナスポイントも設定されている。

2月27日時点で、男子は張本智和(IMG)がトップを独走。女子は早田ひな(日本生命)が首位を走り、2位に木原美悠(エリートアカデミー)、3位に平野美宇(木下グループ)、4位に伊藤美誠(スターツ)、5位に石川佳純(全農)が続いている。

ただ、この選考基準では、国際大会で結果を出した世界ランク最上位者でも五輪代表漏れする可能性があることや、独自ルールの団体戦であるTリーグがポイント対象となることに懸念の声も上がっていた。昨年12月の理事会ではTリーグを対象に含めること等について議論を重ねたものの、今回の理事会では選考基準への異論は出なかったといい、馬場強化本部長は「変更となれば、選手に大きな混乱を招いてしまうので」と既定路線を強調した。

◆2月27日時点のパリ五輪代表選考ポイント上位

【男子】

(1)張本智和=232・5点

(2)篠塚大登=157点

(3)戸上隼輔=150点

(4)及川瑞基=112・5点

(5)吉村真晴=106点

(6)曽根 翔=95点

(7)吉山僚一=92点

(8)田中佑汰=90点

【女子】

(1)早田ひな=229・5点

(2)木原美悠=159点

(3)平野美宇=137点

(4)伊藤美誠=132・5点

(5)石川佳純=128点

(6)長崎美柚=108点

(7)芝田沙季=107点

(8)佐藤瞳=95点

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