ソフト界の大谷翔平・藤田倭、打で貢献「打った瞬間いったなと」お目覚め弾

ソフト界の大谷翔平・藤田倭、打で貢献「打った瞬間いったなと」お目覚め弾

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/07/21
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日本対オーストラリア 4回裏日本無死一塁、左越え2点本塁打を放つ藤田(撮影・河野匠)

<東京オリンピック(五輪):ソフトボール・日本8-1オーストラリア>◇21日◇1次リーグ◇福島あづま球場

6番・指名選手で出場した藤田倭投手(30=ビックカメラ高崎)が「打」で勝利に貢献した。3-1で迎えた4回の第2打席。0-1から「下系の(落ちる)ボール」をたたき、左翼フェンスを大きく越えるダメ押しの2点本塁打で試合を決めた。「打った瞬間いったなと」と初めての球場、初めての舞台で大仕事をやってのけた。

投球ばかりが注目されるが、リーグでは打線の主軸を任されることもある。なかなか調子が上がらなかったが、ようやく打撃で貢献。「開催されるか分からず、不安だったけど、目の覚める一発が自分の中で打ててうれしかった」と笑顔を見せた。

もらったアドバイスやエールをしっかりと結果につなげた。宇津木監督は藤田の打撃映像を自ら研究し、コンパクトなスイングを進めるなど熱血指導でミート力を上げ、前所属、太陽誘電の監督でもある山路コーチからは「みんなと同じことをやっていても結果は出ない。自分のスイングを心がけて」と助言された。

藤田は「自分をよく知る2人からのアドバイスがマッチした」と感謝。さらに前日20日には恩師である佐賀女子高の津上先生から電話をもらい、「私は倭の勝ち負けに関係なく味方だから」と励まされた。

初戦に快勝し、連覇に向け、自身の打撃で最高の結果をもたらした。この日は7回に投げる予定で、試合中にブルペン入りしたが、コールド勝ちで登板は上野と後藤のみ。明日22日のメキシコ戦は先発の可能性が高い。「やっぱり上野さんはすごいなと。早く自分もマウンドに立ちたい」。二刀流・藤田、今度は「投」で勝利を引き寄せる。【松熊洋介】

◆五輪のソフトボール 女子のみが96年アトランタ大会から正式種目として採用され、08年北京大会まで実施された。ただ米国や日本など一部の国を除き世界的な普及度が高くないなどの理由により、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ大会で正式種目から除外。東京大会では女子のソフトボールが男子の野球とともに「追加種目」として実施されるが、再び24年パリ大会以降は除外されている。

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