J1神戸、約1か月ぶりのホームゲームで鳥栖と対戦 欲しいのはリーグ戦初勝利「まずは結果を」

J1神戸、約1か月ぶりのホームゲームで鳥栖と対戦 欲しいのはリーグ戦初勝利「まずは結果を」

  • ラジオ関西
  • 更新日:2022/05/14

サッカー・J1のヴィッセル神戸は、14日、約1か月ぶりとなるノエビアスタジアム神戸でのホームゲームに臨む。J1リーグ戦第13節で対戦するのは、現在5位と好調のサガン鳥栖。難敵が相手となるクリムゾンレッドだが、開幕から11戦未勝利という長いトンネルから抜け出すべく、必勝を期する一戦となる。キックオフ予定は午後3時。

【写真】槙野智章選手、35歳の誓いを語る

ACL(AFCチャンピオンズリーグ)グループステージ突破の勢いをもって臨んだ8日のガンバ大阪戦では、0-2と敗北。前半のうちにDF菊池流帆選手が退場となり、数的不利を強いられたなか、後半からMFアンドレス・イニエスタ選手らを投入して打開を図るなど、チームは粘り強く戦った。しかし、今季課題となっているセットプレー絡みの失点などもあり、宿敵に苦杯をなめた。

そのショックは決して小さいものではないと思われるが、「みんなが今の状況を把握はしているし、危機感を全員が持っていると思うが、雰囲気は悪くはないと思う」と述べるのは、センターバックやアンカーのポジションでチームの舵取り役を担っているDF大﨑玲央選手。また、ディフェンスリーダーのDF槙野智章選手も「ACLで今の監督のやりたいサッカーというのは徐々に積み重ねて、試合の中でもプレーできるようになってきた。日本に帰ってきて(G大阪戦で)退場者も出たということもあるが、自分たちがやろうとすることというのは間違いなく前進しているかなと思っている」と前を向く。

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大﨑玲央選手 (C)VISSEL KOBE

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槙野智章選手 (C)VISSEL KOBE

それでも、経験ある2人が強調するのは、「どんなサッカーをしてでも(鳥栖戦は)勝点3を取らないといけないと思っているので、そこにフォーカスしつつ、自分たちのサッカーができればいい」(大﨑選手)、「ブサイクでもいいんで、どうやったら勝てるか、どうやったらゴールをこじ開けられるかってところにしっかりとフォーカスしてやっていければ。内容よりも、まずは結果」(槙野選手)と、勝ちにこだわること。各々が栄光を幾度もつかんできたり、ヴィッセルとしても天皇杯を制した経験を持つなど、高みを見てきた選手たちが、今シーズン序盤戦の屈辱を晴らすべく、チーム再建のため、死に物狂いで勝利を目指す。

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9日の公開練習で一緒にトレーニングを行う槙野智章選手(左)と大﨑玲央選手 (写真:ラジオ関西)

ただし、相手の鳥栖は昨年から大幅にメンバーが変わったなかでも4勝7分け1敗という成績を残している強敵。「特に攻撃面ですごく明確なアイデアがあり、いくつかのオプションを使ってどう攻撃していくかということをすごくクリアに持っている、興味深いチーム」と、ロティーナ監督も警戒する。ここまで15得点7失点と攻守に安定する鳥栖は、ヴィッセルの5得点18失点とは、実に対照的な状況だ。

特にヴィッセルは複数失点を11試合中7試合で記録。そのうち6試合で敗れているだけに、いかに失点を最小限にとどめるかも勝利のための重要なポイントになるだろう。「守備面のところは、自分たちとしても改善をしていきたいと思っているところ。いいサッカーを展開するには守備の安定は欠かせない」というロティーナ監督は、「(これまでの戦いで)ボールを持ってない時の守備面での回避できるミスというのが目立つように思う。それはポジショニングであったり、集中力不足だったり、そういった回避できるミスは可能な限り少なくしていかなければいけない。選手たち全体に対してそういったところから学び取っていこうという話をした」と、この1週間でもチームの守備面の改善に取り組んでいる。

そのなかで、ヴィッセルの大黒柱、イニエスタ選手をいかにいかしながらチームの守備力を向上させるかも、指揮官に求められる重要なタスク。ロティーナ監督は前日会見のなかで、次のように述べている。

「イニエスタ選手がプレーすることで、自分たちはボールを保持できる時間が増える。よって、守備をしなければいけない時間が減るというところは、1つのアドバンテージだと考えている。ただ、ボールを持ってないときに関しては、自分たちが守備をする時はもちろん、足を使って守備をすることも重要だが、同時に頭を使って守備をすることの重要性というのはずっと説いている。賢い選手というのは、足腰のある選手と同じぐらい守れるというように思っている。そういう意味での守備でのインテリジェンスというところは選手に求めているところであって、自分としてはすごく重要視しているところだ」

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ロティーナ監督 (C)VISSEL KOBE

約1週間でどこまでロティーナ監督の戦術が選手たちに落とし込めているのかも、試合の見どころの1つとなるだろう。「今、自分たちがやるべきことは、整理はされつつある」と槙野選手。「監督のやりたいサッカーというのは、選手はピッチの上で体現しようとしている。ガンバ戦からの反省も含めて、次の対戦相手の鳥栖がどういうことをしてくるのか、どういうことを相手が嫌がるのかというのも、自分たちの頭の中にいれて明日しっかりとピッチに立つつもりでいる」と、11日に35歳の誕生日を迎えた背番号14も試合前日に述べるように、チームは明確なプランをもって、鳥栖戦での勝利に全力を傾ける。

この1週間では今シーズン初の公開練習を実施してサポーターの後押しを受けたり、11日にはイニエスタ選手、槙野選手、日髙光揮選手のバースデーをチーム全員で祝福したりと、明るい話題も多かった、ヴィッセル。ACLで活躍したMF汰木康也選手、MF郷家友太選手ら若きアタッカー陣や、G大阪戦でフル出場を果たしたFW武藤嘉紀選手、また公開練習で元気な姿を見せたFW小田裕太郎選手ら、楽しみな逸材はそろっているだけに、まずは勝って、今度こそ反撃ののろしを、地元・神戸からあげていきたい。

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9日の公開練習でトレーニングを行う様子。写真左はアンドレス・イニエスタ選手(写真:ラジオ関西)

ラジオ関西

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