マイナンバーカードの登録で受け取れるポイントが、誤って別人に付与されるトラブルが全国で相次いでいる問題で、松山市でも同様のミスが1件確認されたことが26日までにわかりました。
松山市によりますと、ミスがあったのは最大2万円分が受け取れるマイナポイント第2弾で、申請した本人ではなく誤って別人にポイントが付与されていたことが、1件確認されました。
窓口で登録を支援する委託業者のスタッフが決済サービスにひもづける際、IDなどを間違って入力し、実在する別人の決済サービスに1万5000円分のポイントが付与されてしまったということです。
別人に付与されたポイントはすでに無効にされていて、本来受け取る人に付与する手続きを急いでいます。
このほか、窓口の端末をログアウトしないまま次の申請者が手続きを進めたため、別人の決済サービスにひもづけてしまった事例も2件確認されたものの、ポイントを付与する前に変更したということです。
全国の自治体で相次ぐマイナポイントを巡るトラブルを受け、県も各市町の点検状況について確認を進めています。