
柱や梁などの構造材が見える木造4階建ての県営住宅が2月に徳島市に完成予定。完成すれば全国初。建て替えは建物の老朽化などが理由。住人の入居予定は3月から。
全国初となる木造4階建ての県営住宅が2月末、徳島県徳島市に完成します。
徳島市新浜町にある県営住宅「新浜町団地」では建物の老朽化などを理由に2022年3月から建て替え工事が行われています。
新たな県営住宅は県が総事業費18億400万円で整備しているものです。
柱や梁などの構造材が見える状態で建てられた木造4階建ての県営住宅としては全国で初めてです。
24日、午前8時から作業員60人が部屋の壁紙を貼る内装工事や庭の通路を作る工事などに追われていました。
今回の工事では老朽化した3棟72戸を1棟27戸に集約し、部屋の広さは1DKが15戸、2DKが8戸3DKが4戸。
延べ床面積は約1665平方メートルです。
壁や軒裏には県産杉が使われています。
県県土整備部住宅課 栁本茂喜課長補佐
「工事としては順調に進んでおります2050年、カーボンニュートラルの目標達成のモデルとして県民の誇りとなるようなものになってもらえたら」
2月末に完成予定で、3月から入居が始まる予定です。
入居者は従来の住人が10戸残りの17戸は今後募集するということです。