越中八尾「おわら風の盆」3年ぶり開催決まる 前夜祭、競演会やらず町流しのみ 一方で運営方針の調整続く

越中八尾「おわら風の盆」3年ぶり開催決まる 前夜祭、競演会やらず町流しのみ 一方で運営方針の調整続く

  • チューリップテレビ
  • 更新日:2022/05/19

富山市八尾地域の伝統行事、おわら風の盆の3年ぶりの開催が決まりました。しかし、運営方針を話し合う会議では意見がまとまらず、波乱の船出となりました。

【おわら行事運営委員会】

おわら行事運営委員会 金厚有豊会長

「今回は子どもがおわらを忘れつつあるもんですから、伝統を継承するためにも何が何でも実行したいというのが本音です」

富山市八尾町の八尾曳山会館で13日開かれたおわら風の盆の運営委員会総会。有識者らが新型コロナ対策に基づいて策定したガイドラインが答申され、3年ぶりにおわら風の盆の開催が決まりました。

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【資料映像 2018年】

毎年9月1日から3日まで富山市八尾地域で行われている伝統行事「おわら風の盆」は全国からおよそ20万人の観光客が訪れます。

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2020年からはコロナ禍で2年連続の中止となり、運営委員会が開催に向けて感染対策の指針を決める有識者会議を設けたほか、地元住民と協議を続けてきました。

■前夜祭や小学校での競演会場の設置は中止の方向

【おわら行事運営委員会】
開催にあたっては子どもたちへの伝統継承に重きを置いた「小さなおわら」を目指す方針で「町流し」は行いますが、前夜祭や小学校での競演会場の設置は中止の方向で調整しています。

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また、踊り手と地方ら1000人分の抗原検査を、開催日の前日から4日間の計4000回行い、感染拡大防止に努める方針です。

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ただ、事前予約制による来町者の入場制限や駐車場の確保などについてははっきりした方向性が決まっておらず、総会では出席委員から不満の声が上がりました。

■出席委員の意見交換

委員「予約制を採用したい。観光客の来町制限を図り、人流を抑制していきます」
委員「予約ちゃ何を予約するのか、祭りに参加するのに予約は必要ないでしょ」
委員「駐車場ないんだったら、それこそ無法地帯」
委員「いろいろな部会をつくってそのなかで適正なものを作っていったほうがいいんじゃないか」

波乱の船出を迎えた今年のおわら風の盆。運営委員会は今後、事務局を立ち上げて詳細を決めるとしています。

おわら行事運営委員会 金厚有豊会長
「今の気持ちは、これから大変だなと。一番心配なのは人なんです。どれだけの人が来るのかわからないから…」

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