SBCの「こども未来プロジェクト」。
今回は小型の飛行機「グライダー」の大会で全国2位になった高校生を紹介します。
自由自在に空を飛ぶ航空機「グライダー」。
コックピットで機体を操るのは、上田市の丸子修学館高校に通う飯島壮眞(いいじま・そうま)さん・16歳。
去年5月から練習を始め、毎週末、長野市の滑空場まで通って技術を磨いています。
(飯島さん)「最初は離陸の時とか多少の恐怖心があったんですけど、やっていくうちに慣れて、離陸した後よりもさらに高い高度に行くっていうのが楽しくなってきて、怖いというより、いまは楽しいという気持ちが上です」
去年8月の全国高校選手権で2位に輝き、先月、単独での飛行が可能になる航空無線の試験にも合格しました。
その上達の早さに、教官も太鼓判を押します。
(茂田慶一(しげた・けいいち)教官)「社会人の方に教えるよりも2段くらい上の世界を教えているので、そういった意味ではすごく高いレベルでの単独飛行になるのでは」
そんな飯島さんの目標は…?
(飯島さん)「(人を乗せて飛べる)ライセンスを取得することが今の目標。その次の目標としては動力滑空機だったり教官の資格だったりを取得したいと思っています」
空のように大きな夢に向かって、飯島さんの挑戦は続きます。