東貴博 死去のKANさんに感じた不思議な縁「カウンターの店に行くとだいたいいるんですよ、ご夫婦で」

東貴博 死去のKANさんに感じた不思議な縁「カウンターの店に行くとだいたいいるんですよ、ご夫婦で」

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  • 更新日:2023/11/23

お笑いタレント東貴博(53)が21日、火曜パーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に生出演し、12日に死去した歌手KANさん(享年61)を追悼した。

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東貴博

KANさんは番組にもかつてゲスト出演したことがあり、東は「午前中に学校へ行ってて、昼にスマホを見るじゃないですか?安さんから“悲しいニュースが”って連絡が来て、KANさんが亡くなったと発表されてて」と、ショッキングなニュースを知った瞬間を振り返った。

KANさんとは店で偶然、居合わせることが多かったという。「昔からKANさんって身近な存在だったんですよ。ご飯屋さんが一緒だったんです、よく行く。ちょいちょい会うんですよ。舌の感触が一緒だったのか、好きな食べ物が一緒なのか」。不思議な縁を感じていたといい、「カウンターの店に行くと、だいたいKANさんがいるんですよ、ご夫婦で」と明かした。

「こっちを見ている人がいるなと思うと、だいたいKANさんがいたり。焼き鳥屋さんとか、居酒屋さんに行っていたりとか。いつもおしゃれなアイビールックというか、蝶ネクタイをしている時もあったし」

東によると、ライブでのKANさんは、ギターを持って登場したと思いきや、そのギターを演奏せずじまいだったりと、エンタメ性に富んでいたという。

葬儀では、遺影がかつてアーティスト写真として採用された、夏目漱石の自画像を模した1枚が使われ、返礼品にはポップコーンとお清め塩が用意されたことが、参列したアーティストらの話で明らかになっている。東は「自分がもし、もうすぐ亡くなると思った時に、自分の葬式の演出をできるっていう、心からのエンタメ性というかさ、楽しんで帰ってもらおうという、イベントとしてちゃんととらえている気持ちの強さとかさ、そういうところにエンターテインメント性を感じるよね」と、KANさんの心の強さに感服していた。

そんなKANさんだけに、東は亡くなった気がしないという。「まだ(自分が)そこに行くじゃないですか?何かまだいるような気がするんですよね」と本音を明かした。

夫婦で飲んでいる姿が印象的だったという。「奥さんがかわいらしい人で、いつも一緒に、2人で飲んでたんですよ。それがちょっと切ないというか、心配がありますよね」。KANさんの夫人の悲しみを察しつつ、天国へ旅立ったKANさんには「お礼しかないです。ご冥福をお祈りします」と哀悼の意を示していた。

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