
NST新潟総合テレビ
アジアの県人会などの協力をもとに現地の情報を届けるAsiaリポートです。26日は日本とベトナムの外交関係樹立50周年を祝うイルミネーションをご紹介します。
今年は日本とベトナムが外交関係を樹立してから50周年の節目。
現地では友好を深める様々なイベントが企画されています。
この一環として、ホーチミン日本商工会議所は現地の人民委員会と協力し3月15日から約1カ月間、サイゴン川沿の公園でイルミネーションのイベントを開催しました。
LEDを50万個用意し、池を表したライトにベトナムの象徴でもあるハスを咲かせたほか桜のトンネルも用意。
イベントの期間中多くのベトナム人が訪れ美しい光に魅了されていました。
50周年を1つのきっかけにして日本とベトナムの交流は加速していきそうです。
日本政府観光局の発表で4先月、日本を訪れたベトナム人の数は5万5200人で新型コロナ禍前の2019年の人数まで回復し、1月から4月までの合計は新型コロナ禍前の数を20%あまり上回っています。
各自治体もベトナムからの誘客に向け本格的に動き出しています。
新潟空港では5月上旬にベトナムからのチャーター便が2便運航されましたが、隣の福島県はもっと多くの便が飛んでいます。
桜の季節などに合わせ今年3月から5月にかけて福島空港にはベトナムのハノイ市そしてホーチミン市からチャーター便が12便運航されました。
福島県の担当者に話しを聞いたところ、現地の旅行会社に対して地道な活動を続けていて福島県内だけでなく「東京や富士山・栃木県の日光などベトナム人に人気が高いエリアをめぐるツアーの日程を組んでいる」と話していました。