
テレビ長崎
高校生の県内就職を促そうと、企業と高校の情報交換会が長崎市で開かれました。
情報交換会は、高校生の県内就職を促す目的でハローワーク長崎が主催しています。
県内企業162社の担当者と、36の高校の進路指導の担当者が参加しました。
賃金だけでなく福利厚生など、待遇の手厚さをアピールする企業も。
工業系の企業担当者 「最初の家賃はダメージが大きい。県の仕組みを使えば1万8000円ですむので比較的順調にスタートできる会社」
長崎労働局によりますと、2023年県内の高校を卒業した就職希望者のうち55.3パーセントが県内企業に就職しました。
就職を希望する高校生の県内企業への就職率は、14年連続で50パーセントを超えています。
長崎労働局は「ここ数年企業が求人を出す時期が早く、生徒にとって情報が多いため、県内で就職する生徒を一定、確保できている」と分析しています。