オルツが「AI翻訳」にエルフ語を追加搭載 小説「指輪物語」の架空言語を学習し翻訳可能に

オルツが「AI翻訳」にエルフ語を追加搭載 小説「指輪物語」の架空言語を学習し翻訳可能に

  • OVO
  • 更新日:2021/10/14
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人工知能(AI)を活用したサービスを開発しているオルツ(東京都港区)はこのほど、ビデオ会議でリアルタイムに翻訳字幕を表示できる「AI翻訳」に、架空言語の「エルフ語」を追加搭載した、と発表した。

エルフ語は、英国の言語学者J.R.R.トールキンが書いたファンタジー小説「指輪物語」に登場する「エルフ」という種族が話す言語。「指輪物語」は「ロード・オブ・ザ・リング」として映画化された。

オルツによると、AI機能を活用するための「機械学習」といわれるデータ分析づくりをエルフ語で試してみようと、同社の研究チームが“夏休みの自由研究”として開発。ビデオ会議を利用した海外とのやりとりで、その場で話した言葉を希望する30カ国以上の言語に翻訳して字幕として表示する「AI翻訳」に搭載したという。

今回開発した言語は「指輪物語」で使われるエルフ語の中の「シンダリン(シンダール語)」を対象に作成。翻訳は他言語からエルフ語への一方通行の翻訳で、AI翻訳のメニューの翻訳先言語から選択することで、会議で話した言葉がエルフ語で翻訳され、映像に翻訳字幕が出るという。AI翻訳に登録(無料)すれば試すことができる。

オルツ開発担当者は「エルフ語は夏休みの遊び感覚で作成し、翻訳精度はそこそこだが、物語の舞台『中つ国(Middle-Earth)』の住民との急な会議で言語の心配をすることなく商談に集中できる」と話している。

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