
部品や機械メーカーの労働組合で中小企業が中心の「JAM」は、2024年の春闘について、基本給を底上げするベースアップで過去最高となる賃上げを求める方針。
JAMは21日に会見を開き、2024年の春闘での賃上げ目標について、ベースアップを月額1万2000円以上とする基本方針を発表した。
2023年よりも3000円の増額となり、1999年のJAM結成以降で過去最高となる。
JAMは、物価の高騰で実質賃金のマイナスが続く中で、「労働者の生活を守るためには、さらなる賃上げが必要」としている。
すでに、労働組合の中央組織「連合」は、2024年の春闘で5%以上の賃上げを目指すことを明らかにしていて、構造的な賃上げへの取り組みが広がるか注目される。
フジテレビ,経済部