
※写真はイメージ
英公共放送BBCは19日「プレミアリーグの負傷者が最多となった理由」のタイトルで分析記事を掲載した。
記事によると、プレミアリーグは今季ここまでの3カ月で196人の負傷者が出た。これは最近4シーズンと比較して15%増だという。
最も負傷者が多いクラブは、マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルの14人。特にニューカッスルは昨シーズン1年間負傷者が15人からの急増ぶりが、目立つ。他にも負傷者13人を抱えているクラブは3つもある。
BBCの分析によると、最も大きな原因は昨年11月に開催されたワールドカップ(W杯)カタール大会だという。
プレミアリーグは、W杯決勝の2日後にはカップ戦が行われた。セリエAやブンデスリーガはW杯後1カ月の休養期間があったが、プレミアがきつい日程を組んだため、選手に十分な休養が与えられなかったことが原因とみられているようだ。
また、一気に増えたロスタイムにも原因があるという。
スポーツの専門サイト「ジ・アスレチック」によると「今季10月8日までのリーグ戦を分析した結果、1試合平均ロスタイムは11分33秒」。最近10シーズンの平均ロスタイムは6分30秒程度で、プレミアリーグは90分ではなく、100分時代に突入したことも原因とした。