にぎわう空陸の玄関口、GoTo見直しで複雑

にぎわう空陸の玄関口、GoTo見直しで複雑

  • 西日本新聞
  • 更新日:2020/11/22
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新型コロナウイルス流行「第3波」の様相が鮮明となる中、「我慢の3連休」が21日スタート。行楽地などがにぎわう一方で、需要喚起策「Go To キャンペーン」を推進してきた政府は一部制限にかじを切った。九州の主要駅や空港を訪れた観光客らは「もう少し早ければキャンセルも考えた」と困惑気味。観光施設や飲食店の関係者は、ようやく回復の兆しを見せていた客足が再び遠のくことに不安を募らせた。

九州の空と陸の玄関口は観光客らでにぎわった。

福岡空港(福岡市博多区)では、早朝から家族連れらがスーツケースを手に保安検査場で列をつくった。「家族3人で3連泊の予約なので、キャンセル料も高額になるし…」。長女の結婚式出席のため千葉県に向かう福岡市南区の主婦(48)は複雑な表情。新型コロナウイルスの感染拡大は気に掛かるが「娘の一生に一度のことだから」と搭乗口に向かった。

神奈川県厚木市から夫婦で到着した男性(62)も「ここ数日で感染者が急増して悩んだが、直前のキャンセルは宿にも迷惑が掛かる」。連休中は佐賀県の温泉地で過ごす予定で「感染対策をしながら宿でゆっくりするだけ」と話した。

JR博多駅では午後、アニメ映画「劇場版『鬼滅(きめつ)の刃(やいば)』無限列車編」をイメージした蒸気機関車(SL)が到着。ホームは親子連れら約1500人が記念撮影するなど、人であふれた。

NTTドコモによるスマートフォンの位置情報を基にした推計によると、21日午後3時の博多駅の人出は、感染拡大前の同時刻(1月18日~2月14日の平均)に比べ4・8%増。福岡空港は同3・7%減、長崎駅は同18・7%減だった。 (古川剛光、黒田加那)

西日本新聞

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