週末にふらっと出かけたい海5選! 東京から気軽に行けるビーチスポット 畑で旬の野菜を購入できる浜辺も

週末にふらっと出かけたい海5選! 東京から気軽に行けるビーチスポット 畑で旬の野菜を購入できる浜辺も

  • CREA WEB
  • 更新日:2022/05/14

都内から電車でも行きやすい絶景の海スポットをビーチライターの古関千恵子さんが厳選! 晴れてあたたかい天気の休日は、少し早起きしてビーチに行ってみるのはいかが?

日本が世界に誇る美しき灯台【犬吠埼(千葉県)】

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日本で最初に初日の出が拝める犬吠埼(高所はのぞく)。

銚子半島の最東端に位置する犬吠埼。その名の由来は諸説ありますが、源義経がやむを得ず岬に置いていった愛犬“若丸”が、主人を思って7日7晩、吠え続けたことから付いた、という説が有名です。

この岬の名物となっているのが、日本が世界に誇る美しき灯台、犬吠埼灯台。日本の“灯台の父”と呼ばれるイギリス人の灯台技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンによって、1874年(明治7年)に完成した、西洋型第一等灯台です。

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日本の灯台50選にも選ばれている犬吠埼灯台。

すぐれた技術、歴史的価値の高さから、2020年12月23日に国の重要文化財に指定されました。

こちら、登ることができる日本の16基の灯台のひとつ。らせん階段は、九十九里浜にちなんで、99段。キツイけれども、てっぺんからの眺望はごほうびのように圧巻です。

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灯台を登りきると、太平洋の眺望が。

灯台のふもとにある真っ白な円筒形の郵便ポストは、“幸せを呼ぶポスト”と呼ばれています。このポストから投函すると、銚子郵便局で風景入りの消印を(年末年始をのぞく)押してもらえます。旅の記念に、いかが?

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日帰り温泉に立ち寄るのも、忘れずに。

SUPやサーフィンの体験もできる!【太東海水浴場(千葉県)】

国道128号線沿い、九十九里エリアの最南端に位置する太東海水浴場。駐車場やシャワーなどが整備され、ヤシやハマナス、ビワなどトロピカルな木々とイルカのオブジェが、開放感な印象を与えてくれます。

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人気サーフスポットですが、シーズン中は海水浴エリアが設置されます。

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駐車場などの施設が充実した太東海水浴場。

太東では、いすみ市の体験プログラムに挑戦してみてはいかがでしょう?

SUP(スタンドアップパドルボード)やサーフィン体験など、海にまつわるものもあれば、地元ならではの体験も!

おすすめは、「太巻き寿司」。これはいすみ市に古くから伝わる太巻きで、包丁を入れるたびに、趣向をこらしたデザインが出てきます。アザミや梅などの花もよう(中にはムンクの「叫び」や「祝」の漢字も!)など、それはまるで“金太郎飴”のよう。

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太巻き寿司つくり。立体的思考が不得意だと、何をやっているのか、この段階ではわかりません。

体験教室では、地元のおかあさんの指導を受けながら、見よう見まねで作ります。完成後はお待ちかねの試食会!(第3日曜日、料金1名1,300円、4名以上で参加を)

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満開の桜とたんぽぽのできあがり!

電車でもアクセスしやすい! ビーチでBBQも【猿島(東京都)】

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明治時代に築かれた戦跡が残されている猿島。

猿島は東京湾に浮かぶ唯一の無人島。神奈川県・横須賀の沖に位置し、横須賀中央駅からは徒歩+船で約30分と、意外と気軽にアクセスできます。

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東京湾で唯一の無人島。横須賀から船でアプローチ。

島のサイズは南北450メートル×東西200メートル、周囲約1.6キロメートル。この島には明治時代中期に造られた戦争遺跡が、時が止まったように残されています。

ガイドと一緒に島を回ると、レンガの様式や施設がいかに使われたか、などのポイントを説明してもらえます。ただ散策するのも楽しいのですが、一歩踏み込んで猿島を学ぶことができます。

ガイドツアー中、人気が高いのは、3カ所のトンネル。

1つ目のトンネルは全長90メートルもあり、暗がりの中を歩くうちに、しだいにカップルが密接することから、“愛のトンネル”と呼ばれているのだとか。

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長さ90メートルある“愛のトンネル”。

3つ目のトンネルは鬱蒼とした雰囲気が『天空の城ラピュタ』のようだと、話題になっています。

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砂場エリアではバーベキューが楽しめます。

島の内部を散策した後は、ビーチでバーベキューはいかがでしょう? レンタルが充実しているので、手ぶらで楽しめます。

一面の畑と丘と海! 心地よい時間を過ごせる【黒崎の鼻(神奈川県)】

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一面の畑の先、藪を抜けてアプローチするビーチ。

「ここは21世紀?」「日本?」と、どこにいるのか、わからなくなる黒崎の鼻。

京浜急行の三崎口駅から歩いて約20分。国道134号を海の方向へ曲がった先に、パッと見渡す限りの野菜畑が広がります。その真ん中にまっすぐな小道が2本、およそ1キロも続いています。

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畑の合間の一本道は、使われることなく終戦を迎えた黒崎飛行場の滑走路。

畑の道を突き当りまで進んでいくと、藪の合間にパッと見ではわかりづらい小道の入口があります。両側を背の高い草に挟まれた小道を、つんのめりそうになりながら下りていくと、岩盤が張り出した浜に出ます。

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この先に何が待っているのか? はじめて訪れた時はドキドキしました。

背後を小高い丘に守られ、目の前は海。人工物も見当たりません。どこの時代のどこであるか、わからない分、ロケ地として使われることもたびたび。映画『テルマエ・ロマエII』や“消臭力”のCMなど、知らず知らずにスクリーンやテレビを通して見ているかも。

海の広がりと背後の崖の守られている感が、心地よく、個人的にも時間ができると訪れている黒崎の鼻。

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新鮮な三浦野菜を購入するのも、ショートトリップの楽しみ。

海でリフレッシュした後は、三浦野菜を仕入れて帰るのも、お楽しみ。キャベツやダイコン、夏ならばスイカなど、とれたての野菜、それはそれは美味です!

自然が生み出した迫力の造形【城ヶ島&三崎港(神奈川県)】

東京から2時間足らず、三浦半島の突端に位置する三崎港。

室町時代から漁業が始まり、近代に入って漁船の大型化が進み、昭和初期にはマグロなどの遠洋漁業の基地として栄えました。

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歴史ある港町、三崎港。マグロの遠洋漁業が盛んだった頃の名残が残っています。

当時、マグロ船が入港すると、船員さんたちは次の航海までの約1カ月、港町で思い切り遊んだそう。洋上での過酷な日々のウサを晴らすように、スナックでは毎晩、万札が飛び交っていたとか。

町には、その当時の面影がそこここに残り、どこかノスタルジックな風情。古い建物を改装したカフェやドーナッツ店、古着のリメイクのショップなど、レトロな散策が楽しめます。もちろん、多くの人のお目当ての、マグロ丼も食べておきたいところ。

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古い建物を活かしたショップやカフェをめぐる楽しみも。

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三崎港へ行ったら、ハズせないのがマグロ丼!

三崎港でお腹を満たした後は、城ケ島へ。

城ケ島大橋を渡る城ケ島は、東西約1.8キロ、南北約0.6キロの細長い島。東半分には「県立城ヶ島公園」、西半分は民家や商店も並ぶ地元の暮らしがある島です。

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自然のパワーが生んだ馬の背洞門。

遊歩道が整備された県立公園の見どころは、「馬の背洞門」。海に付き出した岬に、波風で浸蝕された穴がぽっかりと開いています。穴の向こうに太平洋が望める、自然が生み出した迫力の造形です。

古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。
●オフィシャルサイトhttps://www.chieko-koseki.com/

文・撮影=古関千恵子

古関 千恵子

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