
南三陸町で復興のシンボルとなっている「モアイ像」が整備が進む「うみべの広場」に移設された。
南三陸町で復興のシンボルとなっている「モアイ像」が整備が進む「うみべの広場」に移設された。
26日午前、南三陸町志津川で整備が進む「うみべの広場」に移設された「モアイ像」の組立作業が行われた。
「モアイ像」は旧志津川町で41人が犠牲となった1960年のチリ地震津波を忘れないために、1991年にチリ政府から贈られたもので、震災の津波で流出し頭と胴体が別々に保管されていた。
2013年に贈られた目がある「モアイ像」は震災からの復興支援として、南三陸さんさん商店街に設置されていた。
南三陸町建設課 及川伸さん「やっとここにこれからずっと南三陸町のために守ってくださるモアイが移設できたということは、町全体としてうれしい」
海を背にした2つの「モアイ」像は「うみべの広場」がオープンする7月29日にお披露目される予定。