フルカーボンの究極モバイルノート「VAIO Z」を自腹購入

フルカーボンの究極モバイルノート「VAIO Z」を自腹購入

  • ASCII.jp
  • 更新日:2021/04/08
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「VAIO Z SIGNATURE EDITION」と筆者所有の「VAIO S11 RED EDITION」

VAIO Zの購入を決意したわけ

待望の新VAIO Zがついに姿を表した。実に5年ぶりの復活である。2月18日に発表され、すでにたくさんの記事が上がっているので、どのようなマシンなのかはすでにご存知のはずである。

ソニー時代から脈々と続くVAIOの歴史の中で、VAIO Zは特別な存在だ。VAIO好きなら「いつかはVAIO Z」と思っている人も少なくないだろう。筆者もその一人で、これまでさまざまなVAIOシリーズを購入してきたが、タイミングが悪かったり資金がなかったりとなかなか噛み合わず、ここまで購入しそびれていた。

そんな中での今回、満を持してVAIO Zを購入する決意をしたのである。

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「VAIO Z SIGNATURE EDITION」は、14インチ液晶搭載したフルカーボンボディーの究極モバイルマシンだ

決意した理由にはいくつかある。1つはモディリティを確保しながら、高性能かつ長時間駆動が可能なこと。今回の目玉であるフルカーボンボディーによって、堅牢性を確保しながら軽量化を実現している。そして、モバイルPCには定番のインテルCore iプロセッサーUシリーズではなく、Hシリーズを採用したことで、従来のVAIO SXシリーズとは一線を画す性能をもたらすことになった。

当然そのぶん消費電力は高くなり、発熱量も増えることになるが、14インチサイズのモバイルPCというスリムなボディーの中に納めつつ、冷却(放熱)させる能力を有しているのだ。それでいて、駆動時間がVAIO SXシリーズに比べても削られることなく、1kgを切るという、モビリティと性能の両面で妥協しなかったことが、今回のVAIO Zの最大のポイントである。

2つ目は、実はWi-Fi 6対応のモバイルPCを未だに持っていなかったこと。iPhone 12 Proは所有しているし、自作のデスクトップマシンにもWi-Fi 6を搭載しているので、仕事としてはそれほど困ることはなかったが、やはりWi-Fiルーターをレビューする際には、Wi-Fi 6対応のモバイルPCが欲しいところだったのである。

3つ目が、5Gモジュールが搭載可能なところ。現状筆者が住んでいる地域では、まったく関係ないので宝の持ち腐れ感は強いが、近い将来あたり前のように利用できる環境になるはず。VAIO Zを購入したら、当然数年使うわけだから、最新の通信環境を使えるようにしておくべきなので、今買うならLTEのみ対応マシンに興味がない。

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5Gモジュールは発熱量が多いため、ヒートシンクを装着して冷却する(写真はヒートシンクを外した状態)

4つ目が、実はこれが一番の決め手かもしれないが、金利手数料0%で最大36回払いできるところ。一括払いだとなんとなく勇気がいるが、分割払いで、しかも金利手数料0%だから総支払額は変わらず、月々少ない金額で手に入るわけだ。

一昨年に「α7R IV」を購入したときも、同様の分割払いを使ったが、注文したあとに電話連絡がきて、質問に答えるだけで審査してくれ、振替用口座もネットで申し込むだけなので手続きはとてもカンタン。クルマを買うときも、このぐらい手続きがラクならすぐ乗り換えるんだけど、と思っちゃうほどありがたいシステムなのだ。

通常モデルとSIGNATURE EDITIONの違いと選択したい装備

今回のVAIO Zは、VAIO SXシリーズと同様にさまざまなカスタマイズができるが、大きく分けて「SIGNATURE EDITION」モデルとそうでないモデルがある。「SIGNATURE EDITION」は、VAIO SXシリーズでいうところの「ALL BLACK EDITION」のようなもので、特別仕様を意味する。

「SIGNATURE EDITION」は、通常のモデルでは選べないCore i7-11375H(3.3GHz~5GHz)プロセッサーを搭載し、メモリーは16GBか32GB。ボディーカラーは、通常モデルのブラックだけでなくカーボン繊維が薄く見えるシグネーチャーブラックが選択可能。キーボードも通常モデルでは選択できない隠し刻印が選べたりするので、見た目的にも通常モデルと違いが出せるようになっている。

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通常の日本語配列キーボード

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SIGNATURE EDITIONでのみ選択できる隠し刻印の日本語配列キーボード。かな文字は刻印されていない

そのほかのカスタマイズは、通常モデルと基本的に変わらない。液晶はFHDか4Kか、ストレージはPCIe 4.0対応のNVMe SSDで256GB/512GB/1TB/2TBの中から選択。あとは、5GモジュールやTPMセキュリティチップの有無などが選択できる。

では、どのモデルでどうカスタマイズいるのがいいのだろうか。もちろん、お金に糸目をつけず高みを望むのなら、「SIGNATURE EDITION」でしょう。だだ、最低価格でも36万6080円。ちょっとカスタマイズしただけで40万円オーバー確実だ。

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液晶を4KにしてSSDを512GB、5Gモジュールありにすると、45万円超え

通常モデルだと、CPUがCore i7-11370H(3.3GHz~4.8GHz)プロセッサーかCore i5-11300H(3.1GHz~4.4GHz)プロセッサーの2択。「SIGNATURE EDITION」よりは 動作周波数が若干落ちるものの、いずれも4コア/8スレッドなためVAIO SXシリーズに比べてもかなり高く、特殊塗装や隠し刻印にこだわらなければ、通常モデルでも十分だろう。

液晶は、FHDの方が4Kよりバッテリー駆動時間が倍近く違うので、モビリティを重視するならFHDを選択するのがオススメだ。また、SSDは512GBをオススメしたい。これは、容量の問題だけでなく、256GBより512GBのほうが、書き込み性能がかなり高いため。価格差も1万6500円なので、これは迷わず選択しよう。

メモリーは、8GBか16GBか悩みどころだが、クリエイティブなことをしなければ8GBでもいいだろう。予算があえば16GBがオススメだ。そのほかは、必要に応じて選択するといい。SSDだけ512GBにしてCore i5で8GBメモリーにしたときの価格は、28万9080円。この価格なら現実的ではなかろうか。

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通常のVAIO Zで、Core i5のFHD、SSDは512GBにした場合、29万円を切る価格で手に入る

あと、注文時に迷うところが、メンテナンスパックをつけるか否か。メンテナンスパックとは、3年以内に一度クリーニング・メンテナンス・バッテリーパック交換のサービスを受けられる「標準プラン」と、それに加えてキーボード交換も行なえる「ワイドプラン」というもの。使っているうちに、バッテリーは劣化するし、キーボードも傷んで来る可能性があるため、長く使い続けるためにも入っておきたいところ。価格は標準プランが2万2440円、ワイドプランが2万9040円となっている。

VAIO S11 RED EDITIONからの乗り換えで次回からVAIO Zをレポート

発売当初は、注文が殺到したため納品まで1ヵ月近くかかっていたが、現在(3月25日時点・VAIOストアにて)は3週間程度。新規会員登録の場合、3万円のクーポンが貰えたり、キャンペーンによるキャッシュバックなども行っているので、こうしたものをうまく活用して、少しでもお得に手に入れよう。

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VAIO新生活応援キャッシュバックキャンペーンは5月25日まで。使わない手はない

なお、筆者は3月上旬に注文して4月上旬に納品される予定。VAIO Zが届いたら、細かくチェックして使い勝手などをレポートしていきたい。

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「VAIO S11 RED EDITION」からの乗り換えとなる筆者。写真の「VAIO Z SIGNATURE EDITION」はVAIOから借りたもので、購入した製品は4月上旬に届く予定

飯島範久 編集●ASCII

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