GoogleがChromeに導入予定の「URLを非表示にする機能」を断念する可能性

GoogleがChromeに導入予定の「URLを非表示にする機能」を断念する可能性

  • GIGAZINE
  • 更新日:2021/06/11
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長いURLを全て表示するのは有害である」という思想に基づいて開発が進められてきた、Chromeの「ドメイン名以降のURLを非表示にする」新機能について、Googleが開発を断念する可能性があると報じられました。

Google ends its attack on the URL bar, resumes showing full address in Chrome - Creators Empire

https://creatorsempire.com/google-ends-its-attack-on-the-url-bar-resumes-showing-full-address-in-chrome/

Google ends its attack on the URL bar, resumes showing full address in Chrome

https://www.androidpolice.com/2021/06/10/google-ends-its-attack-on-the-url-bar-resumes-showing-full-address-in-chrome/

2020年6月、GoogleはChrome 85のCanary版にドメイン名以降のURLを非表示にする機能を実装しました。この機能が一体どのようなものであるかは、以下の記事で詳細に解説しています。

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Chrome 85では「ドメイン名以外のURLアドレス」が非表示になる可能性 - GIGAZINE

この機能は試験運用版に相当するCanary版での実験後、正式版であるChrome 86で実験が行われるという発表が同年8月にあったため、「まもなく本格的に実装されるだろう」という予想されていました。

しかし新たに、Chromeの「Trusty Transport」チームを率いるEmily Stark氏が問題の新機能に関する開発者用スレッドの中で、「ドメイン名をシンプルにする機能を削除しました。ユーザーのセキュリティを向上させないことが判明したため、実装を見送ります」と投稿しました。

1090393 - Implement simplified domain display in the omnibox - chromium

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https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=1090393#c75

この投稿が示す通り、URLの一部を非表示にするという試みは「セキュリティを向上させる」という導入理由に反したため、このまま正式に廃止されるのではと報じられています。

なお、2021年6月時点で最新版であるChrome 91は、「https://」を非表示にするという機能がデフォルトでオンになっています。この設定は、URL欄を右クリックして「URL全体を常に表示」にチェックを入れるだけで解除できます。

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