【後編】小さい子どもの偏食&小食に悩まされ「もうキッチンに立つのが怖い」。解決策はある?

【後編】小さい子どもの偏食&小食に悩まされ「もうキッチンに立つのが怖い」。解決策はある?

  • ママスタセレクト
  • 更新日:2020/10/16

子どもの偏食がひどく、いつも食事を残されるため、どうしたらいいのか途方に暮れている投稿者さん。「今は食べられるものだけでいいのでは?」とアドバイスが続々と届きましたが、一方で、ある指摘をするママたちもいました。

娘さんは感覚過敏なのでは?

甘辛味とか調味料の味を「まずい!」と言って吐き出したり舌を拭こうとしたりする娘さん。かなり味覚が敏感な様子がうかがえます。

『過敏すぎて本人も辛いんじゃないかと思う。偏食ですまされないような気がするけど、病院とか相談に行ってみた?』

『病院や役所などで一度相談した方がいい。なぜそうだったのか、これからどう付き合って行けばいいのかが少しはわかって、気持ちが楽になると思う。感覚過敏の可能性もありそうなら役所の相談窓口も利用してね。ガンガン頼って良いんだよ。まずはお母さんの負担を減らすのが最優先だと思う』

味覚や聴覚、触覚などが過敏になる、いわゆる「感覚過敏」は、発達障害の人によく見られる特性のひとつです。子どもの味覚が過敏だと、親の目にはひどい偏食と見える場合があります。
(参考:ライフステージに応じた自閉症スペクトラム者に対する支援のための手引き| 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)
筆者は発達障害児のママたちの座談会に参加したことがあるのですが、小学校低学年のお子さんのママが「うちの子はニンジンは〇〇系列のスーパーのものしか食べない。多分、仕入れ先の産地の違いだと思うれけど、他のスーパーで買ったニンジンを料理に混ぜて出したらすぐにバレる」と言っていたのに驚きました。子どもだからと侮るなかれ。その口の中の味覚センサーはとても繊細なのです。

『息子が感覚過敏で、小さい頃は食べられるものが投稿者さんのお子さんと同じくらいでした。いろんな食材、調味料を使うと口の中がゴチャゴチャするらしく不快なんだそうです。なので、しばらくはスープや味噌汁は汁だけは飲む。カレーもルーをかけるのみ。野菜を茹でたら、マヨネーズや調味料をつけるのは自分。肉、魚は塩味のみにしてました。それでも十分大きくなったし、大きくなるにつれいろんなものを食べるようになりました。主食のご飯だけでも栄養はあるみたいなので、いろんなものを食べさせようとしないで簡単なものでいいんですよ。気負わずにぼちぼちいきましょう』

投稿者さんも、実は感覚過敏の可能性を考えていたようです。

『皆様コメントありがとうございます。感覚過敏は気になってました。役所などで相談したいなと思っていましたが、今のところ他に発達で気になるところがなかったのと、感染症の影響で3歳児健診がなくなってしまい、相談するきっかけをなくしてしまってそのままになってました。電話してみようかと思います』

関係機関に相談する機会を失ったのは残念でしたね。発達障害かどうかではなく、あくまで娘さんの偏食の原因を探るための相談と考えたら良いのではないでしょうか。

味に敏感……悪いことばかりじゃない!

娘さんが調味料や甘味料を嫌がることは「むしろ体にいいのでは?」というコメントもありました。

『プラスに考えよう。娘さんは自ら体に悪いものをキャッチして反応できる繊細で素晴らしい舌を持ってるんだよ。無添加で塩味で優しいのが好みって体に良いやん!』

『あれ? 味を付けなきゃいけないって誰が決めたんだ? 人間はいろんな味付けをして飽きないようにしてるだけで、素材の味ですむならそれでいいのでは? 娘さんが食べたい味で食べさせれば良いじゃないの。家族はいろんな味付けで。「ママのそれは、どんな味するの?」とか「それ食べてみたい」って言われたら、ちょっと分けてあげたらどうかな?』

『味付けなくても食べるなら味いらないでしょ。食べることに重きを置くなら。あえて味つけてる意味は!? 嫌がってるのに。温野菜でよくない? 食べるものだけあげたらいいよ!』

世の中には、味の濃い食事ばかり好むお子さんに悩んでいるママだっているでしょう。素材と塩だけで十分美味しさを感じられる娘さんは、実は「すごい!」のかもしれませんよ。

「偏食=わがまま」ではない。食べない原因を探してみよう

実は筆者の息子も、4歳の頃は朝食に6枚切りトーストを1/4ほど食べるのがやっとという小食でした。当時すでに卵アレルギーは判明していましたが、ある日イカやエビなど「食べたがらないもの」も実はアレルゲン(アレルギーの元)だったことが発覚。本人の「食べたら喉がイガイガする」という告白がきっかけでした。高校生になった今も「卵・エビ・カニ・タコ・イカ・貝類」の食物アレルギーは続いていますが、痩せ型ながらも身長180cm、朝からご飯・味噌汁・野菜炒めをたいらげて登校。小食を悩んでいた昔が嘘のようです。

一方、発達障害の娘はとにかく食事に集中できる時間が短い! 一度食事以外に興味が向いてしまうと食べなくなってしまうので、ご飯やおかずの量、形状など娘が食べやすい食事を試行錯誤していました。外食も、お子様ランチのように「いろいろのってる」メニューは集中力を保つのが難しいとわかり、「お子様うどん」など単品を頼むようにしたら完食できるようになりましたよ。きょうだいでも食べない理由はまったく別なのだと痛感する日々でした。

家族みんなで美味しく食べたい!だったら無理しないで

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子どもが食事を残す、食べない理由はさまざまです。子ども自身も幼い頃は理由がわからず、ママもどうすればいいのか途方に暮れることもあるでしょう。ならばひとまず「食べられるメニュー」を優先して出せばよいのではないでしょうか。子どもが成長すれば、だんだんと「食べたくない、もしくは食べられない」理由を自分で説明できるようになります。「こうすれば食べられるかも」と親子で提案し合ってもいいですね。

そこまではお子さんと”食事を楽しむ”ことを一番に考えてはどうでしょうか。ママが自分を責める必要はありません。ときには自分が食べたいものを食べたって良いのです。

最後にママスタコミュニティにあったメッセージを。

『一口も食べないなら心配だけど食べているなら大丈夫だよ。大丈夫だよー!』

文・千永美 編集・しらたまよ

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