グッチのアレッサンドロ・ミケーレが退任、驚き連発だったミケーレグッチを振り返る

グッチのアレッサンドロ・ミケーレが退任、驚き連発だったミケーレグッチを振り返る

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  • 更新日:2022/11/25
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グッチ(Gucci)のクリエイティブ・ディレクターを務めていたアレッサンドロ・ミケーレが退任することに。大きく売り上げを伸ばし、グッチを改革したと言っても過言ではないミケーレグッチを振り返る。(フロントロウ編集部)

ミケーレグッチは多くの人に影響を与えた

グッチ(Gucci)のクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが退任すると発表された。ミケーレはトム・フォードがクリエイティブ・ディレクターを務めていた2002年からグッチ(Gucci)のチームに加入して、2015年にクリエイティブ・ディレクターに抜擢された。

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ミケーレがグッチのクリエイティブ・ディレクターに就任して以降、売り上げを伸ばすだけでなく、ジェンダー問題や環境問題などをファッションと絡めて、グッチを包括的なブランドに生まれ変わらせることに成功した。

そんな観客が驚かされっぱなしだったミケーレグッチの一部を振り返る。

バレンシアガとのコラボ

ミケーレ在任中には、ノースフェイス(The North Face)やアディダス(Adidas)などとコラボしてきたグッチだが、多くの人を驚かせたのは、バレンシアガ(Balnciaga)とのコラボ。グッチとバレンシアガのロゴが配されたアイテムをはじめ、パンツとブーツが一体化しているバレンシアガの話題のアイテムをオールドグッチのパターンで仕上げたり、グッチのフローラルパターンにバレンシアガのロゴが入った生地が使われたり、2019年のバレンシアガのコレクションで発表された人気バッグ、アワーグラスにオールドグッチが使われたりと、話題性抜群のアイテムが並んだ。

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ハリウッドの大通りを貸し切りにして開催したショー

ブランド創設100周年をお祝いして、ハリウッド大通りで「The Love Parade」と題したコレクションを発表。このショーは、グッチのチェンジメーカーズプログラムの一環で、パンデミック以降に打撃を受けた街の多くの活気あるクリエイティブ産業にスポットライトを当てることを目的としており、YMCAハリウッド、SOLE FOLKS、マイリー・サイラスのハッピー・ヒッピー財団、ロサンゼルスLGBTセンターなどに寄付された。

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中絶反対

2020年のクルーズコレクションで、子宮が刺しゅうされたドレスを発表。これはアメリカ・アラバマ州で起こった中絶を全面的に禁止する法案が可決したことへの反発としてデザインされたもので、その法案が可決された2週間後に開催されたショーでは、自分の体のことは自分で決めるという「My Body MyChoice」とデザインされたジャケットをはじめ、イタリアではじめて中絶が合法化された1978年5月22日という日付がデザインされたアイテムなど、中絶禁止に真っ向から反論するデザインのものが多数お披露目された。

LGBTQ+支援

ミケーレ自身もLGBTQ+コミュニティの一員であるため、これまでファッションを通してLGBTQ+コミュニティを支援。最近では、2023年春レディ・トゥ・ウェアのコレクションで、イタリアでLGBTQ+コミュニティの権利を求めて70年代~80年代に闘っていた団体「Fuori!」が発行していた、同名の雑誌のデザインをアイテムに散りばめたものを発表していた。

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ジェンダー・ニュートラルを提案

男らしさ、女らしさを撤廃したアイテムを多く展開させたミケーレグッチ。ファーストコレクションからフェミニンなタッチのメンズコレクションを展開し、ジェンダーの既成概念を壊して話題に。それはミケーレの友人であり、グッチの広告塔を務めたことがあるハリー・スタイルズやジャレッド・レトにも影響を与えており、2人はジェンダーにとらわれないファッションを楽しんでいる。

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双子ルック

2023年春レディ・トゥ・ウェアのコレクションに登場したモデルは全員双子。総勢68組の双子をショーに登場させてミケーレの奇才ぶりを披露。ちなみに双子たちは、オハイオ州ツインズバーグで開催された双子の大会「ツインズ・デイ」にスカウトを送り込み、そこで今回出演した双子たちを見つけ出してきたという。

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生首を持って登場

2018秋冬コレクションのショーでは、自分の生首を持ったモデルが登場して大きな話題に。このショーに登場したモデルのウニアは、キャスティング費用よりも、この生首を作る費用の方が高いことをインスタグラムで明かしていた。ちなみに、このショーの数ヵ月後に開催されたメットガラでは、ジャレッド・レトが自分の生首を持って登場した。

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(フロントロウ編集部)

フロントロウ編集部

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