
浦和対新潟 試合を見つめる浦和マチェイ・スコルジャ監督
<明治安田生命J1:浦和2-1新潟>◇18日◇第5節◇浦和駒場
浦和レッズがまた止めた。開幕からここまで2勝2分けと唯一無敗だったアルビレックス新潟に逆転勝ちし、リーグ3連勝を飾った。
前半10分に先制を許すも、同35分にDF酒井宏樹(32)が今季初ゴールを決めて同点に。前半ロスタイムには、DF明本考浩(25)も今季初得点をマークし勝ち越しに成功。両サイドバックの活躍で、浦和の聖地・駒場スタジアムで勝利を収めた。
それでも試合後のマチェイ・スコルジャ監督(51)は「我々のパフォーマンスは、ほぼ全ての要素を改善しないといけない」と慢心する様子はなし。リーグ順位も現在5位となり、ここからさらに浮上したい。
試合後のスコルジャ監督の主な一問一答は以下の通り
-試合を振り返って
新潟が無敗なのは偶然ではなかった。今日は非常にいいチームを相手に、ベストゲームと言えない中で、失点から2点とって勝利出来たことは良かった。今日は両サイドバックが点をとって、サイドバックが点をとるのはうれしいが、アタッカーには今後、点をとってもらえればと思う。
-後半はどんなプランで入ったか
ミドルでセットしたところから、ハイプレスをかけるプランだった。低い位置だと、簡単に危ない場面を作られてしまう。ミドルでセットしながらできるだけ前に行く、ただそれがあまりできなかった。ミドルで待とうとしたが、押し込まれる場面があり、センターバックが頑張ってくれた。
ハイプレスをさらに増やすために(後半に)前線4人を交代した。相手陣内でボールを奪って(相手にとって)危険な場面も作れたし、相手に自由にさせないこともできたと思う。
-同点ゴールの前あたりから、守備からいい場面がつくれていた。前半の途中で改善したところは
特にゴールキックから、新潟は動いて(2戦連発中だった)伊藤のスペースを作るということをしていた。(守備は)練習したが、もしかしたら十分ではなかったかもしれない。あまりうまくいかなかった。そこで、通常の守りに戻して、センターバックやボランチはよりやりやすくなったのではないか。
-後半はシュート2本。よりいい形での攻撃を求めたのか
我々のパフォーマンスは、ほぼ全ての要素を改善しないといけない。まだチームを作り上げていく途中の段階で、出来上がっているとは言えない。試合をプレーする中で良くなっている。ビルドアップをよりしっかりしないといけないと思う。