
広島テレビ放送
G7広島サミットでアメリカのバイデン大統領が宿泊したホテルの部屋が公開されました。広島でどんな夜を過ごしていたのでしょうか。
■リポート
「こちらがバイデン大統領が宿泊したスイートルームです。びっくりする広いリビングです。窓は広島市内を一望できます」
広島市中区の「ヒルトン広島」。最上階22階にあるその名も「プレジデンシャルスイートルーム」です。G7サミット期間中、バイデン大統領が宿泊しました。瀬戸内海とサミットの会場となったホテルが望めるリビングルームのほか、ベッドルームやバスルームなど広さは164平米です。
こちらはサミットの1週間ほど前にアメリカの要望を受けて用意したデザート。バイデン大統領が普段から好んでいるというチョコレートチップ入りのアイスクリームです。広島県産の卵と牛乳を使用しアメリカ人が好むコクを追求。食べやすさも工夫しました。さらにアイスには牡蠣のパウダーが入ったサブレも添えました。
■ヒルトン広島 鷲見真奈美ペストリーシェフ
「プレッシャーも感じつつ、こんな機会はないなと思っておいしく召し上がってほしいという思いでつくった」
■リポート
「部屋に備え付けのゲストブック。ページをめくってみると、バイデン大統領のメッセージとサインが書かれています」
□メッセージ
「おもてなしをありがとう。あなた方は私とチームに親切にしてくれました。信念を貫きましょう」
バイデン大統領は直筆で感謝の言葉を残していました。
■ヒルトン広島 サミュエル・ピーター総支配人
「バイデン大統領は皆が思う通りのカリスマで、遠くからであってもバイデン大統領をはじめアメリカの皆さんをお迎えできたことはとても光栄で、決して忘れられない」
この部屋の値段は時期によっても異なりますが、およそ25万円から35万円です。またヒルトン広島は27日から土日祝日の限定でマリー・アントワネットをテーマにスイーツビュッフェを開催。サミット後の外国人観光客などの増加に期待するとしています。