
「栗原恵・迫田さおり」アスリートカード発売記念イベントに登場
元バレーボール日本代表として活躍した栗原恵さんと迫田さおりさんが3月19日、都内で行われた「栗原恵・迫田さおり」アスリートカード発売記念イベントに出席した。
今回の2人のカードはバレーボール・レジェンドシリーズの第2弾。2021年11月に発売された「佐藤美弥・江畑幸子」アスリートカードに続いてのもの。
この日のイベント前に行われた取材で、今回のカード発売について栗原さんは「引退して今年で4年目に入るので、最初は選手時代の写真を出すといくことは躊躇していたんですが、母に“こういう話があったとしたらどう思う?”と聞いた時に“選手としての形を残してもらえるのは幸せだし、うれしいし、見てみたい”という言葉をもらったので、お願いさせていただきました」と母の言葉が背中を押したと語った。その「躊躇については「大変ありがたいお話ということはもちろん最初にあったんですが、セカンドステージとして、今これからどういうふうにやっていくかということをちょうど考えていたタイミングでしたので、ここでまた選手の時に戻るというのは自分の中でどうなのかな?ということを少し考えました」とその心境を明かした。一方、迫田さんは「私は“え? メグさんと? いいの?”というのが率直な感想でした(笑)。ぜひお願いします、という感じでした」と笑顔を見せた。

写真を選ぶポイントは「変な顔じゃないかどうか(笑)」と迫田さん
写真のチョイスには自ら携わったという2人。選ぶにあたってのポイントについて迫田さんが「変な顔じゃないかどうか(笑)」と言うと、栗原さんが「プレー中って結構、真剣なので険しい顔がもちろん多いんですが、その中でもせっかく形に残してもらうので、少しでもいい表情を残してもらいたいなというのはあります」とフォロー。
そしてお気に入りの1枚として栗原さんは「どれもと言いたいんですが、スパイクを打っている時の写真は、今は絶対にできないことで、当時だからこそだと思うので、その写真は気に入っています」とスパイクを放っている時の写真を、迫田さんは「私は決めて喜んで、チームのみんなや会場で“うわーっ”ってなっている時が本当に好きだったので、喜んでいるカードがいいなと思って、このカード」とスパイクを決め、チームメイトと喜ぶシーンの写真の写真を挙げた。
また改めてプレーしている時の自らの表情を見て、栗原さんは「もちろん当時の記憶もよみがえりますし“これだけ戦っていたんだな”と客観的に見て改めて感じたので、当時を振り返るいいきっかけをいただけたなと思って感謝しています」、迫田さんも「現役の時って自分の表情をあまり見る機会がなかったので“ああ、こんな表情をして戦っていたんだな”とかユニホームを見て“ああ、この時はこの時代だな”とか思い返せて懐かしく…、ある意味、“この時は幸せだったな”とかいろいろな感情がよみがえってきました」などとそれぞれ思うところがあったよう。

栗原さん「りおを応援してきたファンの方に会えるのは楽しみ」
2人はともに日本代表としてオリンピック、世界選手権、ワールドカップで活躍したのだが、年齢が3歳違うとあって「同じコートに立つことが本当に少なかった」(栗原さん)とのこと。栗原さんは「今日はりお(迫田さん)を応援してきたファンの方に会えるというのは私も楽しみですし、私を応援してくれていた人たちがりおの魅力に気づいてもらえるという、お互いにとっていいチャンス」、迫田さんは「みなさんもきっと同じように戦ってくれていたと思う。多分、私以上に皆さんのほうが“この時はこういう感じだった”ということを覚えてらっしゃると思うので、ぜひ一緒に振り返っていただければと思います」などとファンにメッセージを送った。
カードは72種類の「レギュラーカード」のほかに、箔押しサインカードの「スペシャルカード」が18種類、そして直筆サインカード、直筆メッセージカード、生写真カードといった「レアカード」が11種類、直筆サイン入りボールカード、コンボサインカードといった「Wレアカード」が3種類の計104種類となっている。
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