「Zの状態を見ようと車庫に行ったら、シャッターの前に木が生えてしまっていて・・・」|1971年式 日産 フェアレディZ Vol.3

「Zの状態を見ようと車庫に行ったら、シャッターの前に木が生えてしまっていて・・・」|1971年式 日産 フェアレディZ Vol.3

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  • 更新日:2021/11/25
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初代S30フェアレディZがデビューしたのが1969年のこと。後期型となるS31の販売も78年で終了した。当時は、高度成長期であったとはいえ、趣味性の高い2シーターのスポーツモデルであるS30Zを購入できるのは、ごく限られた裕福な人。しかも、20代のオーナーとなると、極めて少数だった。まさにそんなオーナーだった今回のオーナーに、それからのエピソードをうかがった。

【1971年式 日産 フェアレディZ Vol.3】【2】から続く

それから30年が経った2013年、思い出のZを復活させようと思い立ち、オーナーは彦根市にある「ピットハウス」に連絡を入れた。ピットハウスの國領宣孝さんとオーナーは親戚にあたり、以前から付き合いがあった。

【画像18枚】コンディション抜群のダッシュボードや、ベーシックグレードでは標準となる2針式時計など

「とりあえずZの状態を見ようと車庫に行ったら、シャッターの前に木が生えてしまっていて、車庫から出すのに1年かかりました。シャッターも壊れていましたし。ただし、車庫に入っていたおかげでボディの状態はよかったため、エンジンはフルOHを行いましたが、ボディははく離をせずに、当時の雰囲気を残しつつオールペイントを行いました」と國領さん。オーナーの記憶に残るZのイメージを思い、あえて当時の部品を残して仕上げている。30年ぶりに復活したZが納まるガレージの前で、オーナーは満足そうだった。

OWNERS VOICE/さすがにZ432は買ってもらえなかった

27歳の時に手に入れたZだが、「さすがに185万円もするZ432は買ってもらえませんでしたね」と笑顔で語ってくれた。「自分で事故を起こしたことはないんですが、京都に行った時に後ろから軽く追突されたことがあります」とのこと。また、当時は奥さんもこのZがお気に入りで、ちょくちょくステアリングを握ってドライブしていたそうだ。そんな思い出があるZだからこそ保管していて、30年後の今、また乗りたくなったのだ。

1971年式 日産 フェアレディZ(S30)

SPECIFICATIONS 諸元

全長 4115mm

全幅 1630mm

全高 1285mm

ホイールベース 2305mm

トレッド前/後 1355/1345mm

最低地上高 160mm

室内長 835mm

室内幅 1390mm

室内高 1070mm

車両重量 975kg

乗車定員 2名

最高速度 185km/h

登坂能力 sinθ0.423

最小回転半径 4.8m

エンジン型式 L20型

エンジン種類 水冷直列6気筒SOHC

総排気量 1998cc

ボア×ストローク 78.0×69.7mm

圧縮比 9.5:1

最高出力 130ps/6000rpm

最大トルク 17.5kg-m/4400rpm

燃料供給装置 SU型×2

変速比 1速 3.549/2速 2.197/3速 1.420/4速 1.000/後退 3.164

最終減速比 3.700

燃料タンク容量 60L

ステアリング形式 ラック&ピニオン式

サスペンション 前後とも独立懸架ストラット式

ブレーキ 前/後ディスク/リーディングトレーリング

タイヤ 前後とも6.95H-14-4PR

発売当時価格 93万円

【1】【2】から続く

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