元生徒の全裸撮影教諭にひろゆき氏も「埼玉県マジでやばい」 詳細を教委に聞いた

元生徒の全裸撮影教諭にひろゆき氏も「埼玉県マジでやばい」 詳細を教委に聞いた

  • しらべぇ
  • 更新日:2021/02/22
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(SDannaS/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

2019年度に不祥事を起こして懲戒処分を受けた教職員の数は、埼玉県教育委員会全体で39人となり、過去10年間で最も多い数となった。特にわいせつ行為等に対する懲戒処分を受けた人数は17人で、前年度と比較して2倍となった。

そんな中、埼玉県の教諭が元生徒に対して全裸の写真撮影をし、それに対して教育委員会のくだした処分が波紋を呼んでいる。

■被害届は提出しない

埼玉県教委によると、2019年3月31日午前11時頃、42歳の男性教諭が西部地区の県立学校内のスタジオに、2日前に卒業した男子生徒(当時20歳)を呼び出し、約1時間にわたって約100枚の写真撮影を行ったという。

その際に元生徒に対してヌードになることを求め、明確な同意を得ないまま、全裸写真をデジタルカメラで撮影。元生徒が2020年8月に校長に相談したことで発覚した。

教委の聞き取りに対して、元生徒は「怖くて何も言えなかった」と主張するも、「被害届の提出はしない」と述べたという。

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■写真研究のための撮影

一方で教諭は、「写真研究のための撮影だった。わいせつ目的ではない」などと話したという。教諭と元生徒は、卒業前からメールのやり取りをしており、撮影日もメールで打ち合わせをしていた。しかし、教委は教諭と生徒との「メールやラインでのやり取り」を禁じている。

この教諭に対しては減給10分の1(1ヶ月)の懲戒処分を実施。これに対して、ひろゆき氏は自身のツイッター上で「埼玉県ってマジでやばいですね」とコメントした。ネット上でも「懲戒免職にして、二度と教員になれないようにするべき」といった声があがっている。

■大人同士のやり取り

埼玉県教育局県立学校人事課は、しらべぇ編集部の取材に対して「世の中の批判も理解できる。正直苦しい処分内容だった」と率直な想いを語った。元生徒が当時20歳だったことから、「大人同士でのやり取りで悪質性はなかった」と最終的に判断したという。

埼玉県には、懲戒処分の基準として「『児童生徒』に対してわいせつな言動等不適切な行為を行った職員は、停職又は減給とする。この場合において不適切な行為が特に悪質なときは、当該職員は免職とする」といった規定がある。

しかし、今回の事案は男性が卒業後だったため、この規定は適用できなかったという。そのため、一般的なセクハラ事案の規定を適用したとのことだ。また、「被害を受けた元生徒が警察に被害届を出し、刑事処分がくだされていれば教委としての処分内容も当然違っていた」と述べた。

■不祥事根絶プログラムを発表

埼玉県教委は、教諭の不祥事が続発していることを受けて、不祥事防止研修プログラム「未来を育てる 私たちの使命と誇り」を今月5日に発表。そのマニュアルは全88ページに及び、具体的事例を通して不祥事を根絶していこうという取り組みだ。

各学校で、このマニュアルを使ったグループ討論などが今後実施される予定。担当者は「一人ひとりの教員が自分のこととして捉えて、まわりの教員達にも注意喚起していってほしい」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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