【最新】いま買うべき真空断熱炭酸ボトルはタイガー魔法瓶!その理由は?(MONOQLO)

【最新】いま買うべき真空断熱炭酸ボトルはタイガー魔法瓶!その理由は?(MONOQLO)

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  • 更新日:2023/09/19
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国内メーカーでは唯一の炭酸飲料も入れられる真空断熱ボトルを、2022年1月21日に発売したタイガー魔法瓶。そんな、真空断熱炭酸ボトルのリーディンカンパニーとも言えるタイガー魔法瓶から新製品が登場。今回は、過去にMONOQLOで実施した真空断熱炭酸ボトル10製品の徹底比較で、ベストバイに輝いた「REVOMAX」とタイガー魔法瓶が一騎打ち。果たして、軍配はどちらに上がるのか!?

タイガー魔法瓶100周年記念モデルの真空断熱炭酸ボトルが発売!

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左から:MKB-T036(0.36L)ストーンブラック<KK>

タイガー魔法瓶は2022年1月、国内メーカー唯一(2022年1月11日時点)の「真空断熱炭酸ボトル MTA-T型」を発表しました。

従来の真空断熱ボトルではできなかった、ソーダやビールなどの炭酸飲料を入れることが可能に!

そして今年、タイガー魔法瓶100周年記念モデルとして登場したのが「MKB-T型」。3サイズと3カラーで発売されました。

新モデル「MKB-T型」は、従来モデル「MTA-T型」から3つの進化を遂げています。

進化1:見た目と構造がシンプルに!

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左:従来モデルのMTA-T型 右:新発売のMKB-T型

従来の「MTA-T型」は、飲み口が付いているいわゆるスポーツ向けボトルのようなタイプで、一般的な真空断熱ボトルと比べると「THE 炭酸ボトル」というような印象的な見た目でした。

その点、新型の「MKB-T型」は、見た目も構造も、一般的な真空断熱ボトルとほぼ同じ。そのうえで、炭酸飲料に対応したという点は、大きく評価するべきポイントだといえます。

この落ち着いたデザインとフォルムなら、会社でも学校でもより気兼ねなく使えます。

進化2:あたたかい飲み物もOK!

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あたたかいコーヒーなども入れられるように保温に対応

「MKB-T型」では、新たにホットドリンクにも対応しました。

従来の「MTA-T型」は、保冷のみだったので冬場は出番が少なめでしたが、新モデルは1年を通して使える万能ボトルへと進化しました。

進化3:お手入れがよりラクに!

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全てのパーツを食器洗い乾燥機で洗える

「MKB-T型」では、せん・本体・パッキンがすべて食器洗い乾燥機に対応。

これで毎日のお手入れがよりラクになりました。

パッキン以外の部品が食器洗い乾燥機で洗浄できなかった「MTA-T型」と比べると、お手入れのしやすさが段違いです。

タイガー魔法瓶の最新の真空断熱炭酸ボトルと過去ベストバイを徹底比較!

以前、MONOQLOで行った真空断熱炭酸ボトルのランキングで、最もおすすめできるベストバイとなったのは、「RevoMax2」という製品。

今回は、その「RevoMax2」とタイガー魔法瓶の新製品「MKB-T型」から容量とスペックが同等の「MKB-T060」を選定して直接対決!

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タイガー魔法瓶
MKB-T060

実勢価格: 4,079円〜
検証時価格: 9,350円

こちらに評価内容を記載して下さい。

容量: 600ml
サイズ: φ66×H285mm
重量: 240g
口径: 43mm
食洗機: すべて可
タイプ: 炭酸・保温対応
保冷効力: 7℃以下(6時間)
保温効力: 71℃以上(6時間) 、87℃以上(1時間)
型番: MKB-T060(WK)

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REVOMAX
RevoMax2 真空断熱ボトル

実勢価格: 3,850円〜
検証時価格: 4,160円

※リンク先は色違いの商品ページを含みます

こちらに評価内容を記載して下さい。

容量: 592ml
サイズ: φ75×H270mm
重量(実測): 335g
口径: 44mm
食洗機: 一部可
タイプ: 炭酸・保温対応
保冷効力: 6℃(6時間)
保温効力: 77℃(6時間)
型番: DWF-20419B

真空断熱炭酸ボトル対決の検証項目は?

「RevoMax2」がベストバイとなった当時の検証では、保温対応の製品が少なかったため、評価項目を設けていませんでしたが、今回の2製品はどちらも保温対応製品のため、保温項目を新たに加えて検証を行いました。

今回の検証項目は、以下の4点です。

検証項目1:炭酸キープ力

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炭酸ガス濃度測定器での計測の様子

冷蔵庫で冷やしておいた炭酸水を各ボトルに満水量まで注ぎ、しっかりと栓をします。その後、常温で24時間放置したものを、炭酸ガス濃度計で計測します。

検証項目2:保冷力

ボトルに4℃の冷水を満水量まで注ぎ水温を測定した後、しっかりと栓をします。その後、各ボトルを40℃の湯を張ったバスタブ内に浮かないように固定。3時間後の水温を測定しました。また、表示の「保冷効力」も評価に加味しています。

検証項目3:保温力

ボトルに沸騰した湯を満水量まで注ぎ水温を測定した後、しっかりと栓をします。その後、各ボトルを冷蔵庫に投入。3時間後の水温を測定しました。また、表示の「保温効力」も評価に加味しています。

検証項目4:使いやすさ

お手入れのしやすさや実際に使用した際の使い勝手、食器洗い乾燥機への対応などを総合的にチェックします。

以上を踏まえて、早速、テスト結果の発表といきましょう!

タイガー魔法瓶の最新の真空断熱炭酸ボトルの実力は!?

結果:炭酸キープ力は過去ベストを超えて「No1」!! 保冷力・保温力ともに最高水準で、まさに完璧!!

▼タイガー魔法瓶「真空断熱炭酸ボトル MKB-T060」の測定結果総評

炭酸キープ力は、過去ベストバイを上回って満点。過去に行った10製品比較の結果から見ても、随一の炭酸キープ力を誇ります。

保冷力・保温力についても最高水準で、文句なしの結果です。

▼REVOMAX「RevoMax2 真空断熱ボトル」の測定結果総評

炭酸キープ力は「MKB-T060」をわずかに下回る結果となりましたが、非常に優秀な数値であることに変わりはありません。

また、保温力では「MKB-T060」よりもわずかに勝っていました。やはり、過去ベストバイは現状でも素晴らしい製品と言えます。

▼テスト内容1:炭酸キープ力の測定結果

検証にはアサヒ飲料「ウィルキンソン TANSAN」を使用。

開栓直後のウィルキンソン TANSANの炭酸ガス濃度とボトルに注いでから24時間後の双方の炭酸ガス濃度を示しています。

測定は2度行い、平均値を記載しています。

▼テスト内容2:保冷力の測定結果

ボトルに冷水を注いだ直後の水温。それらを40℃の湯を張ったバスタブに投入してから3時間後のボトル内水温、および注水時水温からの上昇温度を示しています。

▼テスト内容3:保温力の測定結果

ボトルに沸騰水を注いだ直後の水温。それらを冷蔵庫に入れてから3時間後のボトル内水温、および注水時水温からの低下温度を示しています。

タイガー魔法瓶の最新の真空断熱炭酸ボトルの使いやすさは?

結果:MKB-T型の使いやすさ&お手入れのしやすさは別格でした!

性能面ではとてもすぐれていた両モデルですが、使い勝手や日々のお手入れのしやすさについても重要なポイントです。

実際にどのような点が使いやすいと感じたのか、詳しく解説していきます。

▼テスト内容4:使いやすさの検証結果

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パッキンもカンタンに取り外せて、難しい分解や組み立てもないので毎日のお手入れがとてもラク

炭酸ボトルの1番のネックがフタの洗浄。炭酸ガスの逃げ道が必要なため、構造が少し複雑で洗いにくいというデメリットがありがちです。

しかし、MKB-T型はパーツ数も少なく、特殊な分解や組み立ては必要なし。一般的な真空断熱ボトルとお手入れの手間は変わりません。

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独自構造の片手で開閉できるフタは、お手入れのときは分解が必要です

「RevoMax2」のフタは、片手で開閉できる独自機構を採用しているため、開閉がラクなのが1番のメリットです。

しかし、フタの部品は3つのパーツからでできており、お手入れのたびに分解が必要です。

使うときは再度組み立てなければならないので、お手入れの観点から見ると、やや手間がかかるという点には注意したいです。

▼食器洗い乾燥機対応はやっぱり便利

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冒頭でも触れましたが、MKB-T060は全てのパーツが食器洗い乾燥機に対応しています。

毎日好きな飲み物を持って行くという人にとってはこれ以上ない利点です。

RevoMax2はボトル本体が食器洗い乾燥機に非対応なので、やはりお手入れのラクさではMKB-T型のほうが優れています。

▼実際に使ってみてわかったMKB-T型の「3つのグッドポイント」

1. 本体がスリムで、表面の滑り止め加工が持ちやすい。持ち手があって持ち運びもラク!

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MKB-T060(左)のほうが少しスリムでしっかりと握れます

「MKB-T060」のほうが本体の外径がスリムで、指がしっかり回るので、ホールド感が高い印象。

また、本体表面にザラザラとした加工が施されており、滑りにくさも優秀です。

「RevoMax2」も同様の加工が施されていますが、「MKB-T060」と比べると外径の大きさもありホールド感が低いように感じました。

双方ともに、指をかけられる持ち手があり、パソコンや資料などを持ちながらの移動時も、指に引っ掛けて持ち運べる点はとても便利です。

2. 飲み口がプラスチックなので、冬場でも冷たくない

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飲み口の素材がそれぞれ異なります

「RevoMax2」の飲み口は、本体そのままのステンレスでできているため、冬場は唇が触れると冷たく感じることも。

いっぽう、「MKB-T060」の飲み口は、本体とは別パーツでなおかつプラスチックでできているため、冷たさを感じにくいといえるでしょう。

タイガー魔法瓶のこういった細やかな配慮には「さすが」といわざるえません。

3. フタを机に置ける

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職場のデスクなどで使う際にはフタを置けるととても便利です

「RevoMax2」のフタはその構造上、安定させて机に置くことができません。また、おいた場合には机の表面とパッキンが触れてしまうため、やや不衛生に感じてしまうことも。

「MKB-T060」のフタも同様に持ち手がありますが、斜めについているため、机に安定して置けるうえ、パッキンが机に触れることもありません。

非常に細かな点ですが、これは見事なアイデアです。

ベストバイはタイガー魔法瓶100周年記念モデル「MKB-T060」に決定!!

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タイガー魔法瓶
MKB-T060

実勢価格: 4,079円〜
検証時価格: 9,350円

総合評価: 4.50

炭酸キープ力: 5.00
保冷力: 4.00
保温力: 4.00
使いやすさ: 5.00

タイガー魔法瓶100周年記念モデル「真空断熱炭酸ボトル MKB-T060」は、すぐれた炭酸キープ力と高水準の保冷力・保温力を備えた完成度の高い製品でした。数時間経っても、炭酸や水温をキープでき、入れたてのような味わいを楽しむことができます。

滑り止め加工によるグリップのしやすさや、転がりにくいフタの形状、お手入れのしやすさなど、細部にまでこだわりが行き届いた、文句のつけようがない逸品です。

おすすめポイント

炭酸キープ力・保冷力・保温力、いずれも死角なし

フタの構造がシンプルで、お手入れがラク

すべての部品が食器洗い乾燥機で洗浄可能

スリムで持ちやすく、滑り止め加工でグリップ力も抜群

飲み口がプラスチックで、冬でも冷たくない

フタを置いた時の安定感がある

がっかりポイント

強いてあげるならば、フタや本体に傷が付くと、目立ちやすい

容量: 600ml
サイズ: φ66×H285mm
重量: 240g
口径: 43mm
食洗機: すべて可
タイプ: 炭酸・保温対応
保冷効力: 7℃以下(6時間)
保温効力: 71℃以上(6時間) 、87℃以上(1時間)
型番: MKB-T060(WK)

「もベストバイレベルの素晴らしい製品

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REVOMAX
RevoMax2 真空断熱ボトル

実勢価格: 3,850円〜
検証時価格: 4,160円

※リンク先は色違いの商品ページを含みます

総合評価: 4.50

炭酸キープ力: 4.00
保冷力: 4.00
保温力: 4.50
使いやすさ: 4.00

過去ベストバイの「RevoMax2」は、保冷力・保温力ともに高いキープ力で、炭酸キープ力も申し分ありませんでした。特筆すべきは、フタの開閉がラクなこと。3つのボタンを押して開き、トリガーを引いて閉める。わざわざフタを回して開閉する必要がないのはうれしいポイントです。

カラーバリエーションは、12色展開と豊富。自分好みのデザインが、きっと見つかりますよ。

おすすめポイント

開閉が非常にラク

保冷力・保温力が高い

炭酸キープ力も申し分なし

カラーバリエーションが豊富

がっかりポイント

お手入れ時のフタの分解・組み立てがやや面倒

ボトル本体は食器洗い乾燥機非対応

容量: 592ml
サイズ: φ75×H270mm
重量(実測): 335g
口径: 44mm
食洗機: 一部可
タイプ: 炭酸・保温対応
保冷効力: 6℃(6時間)
保温効力: 77℃(6時間)
型番: DWF-20419B

以上、タイガー魔法瓶の新製品「真空断熱炭酸ボトル MKB-T型」と、過去ベストバイ「RevoMax2」の徹底比較でした。

本記事のレビューを参考に、機能性の高い、購入して後悔しない真空断熱炭酸ボトルを選んでみてくださいね。

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