
福島テレビ
5月22日に来日した韓国の専門家による視察団は、2日間に渡り福島第一原発で処理水の海洋放出に関わる設備を視察した。
視察団は25日、外務省で日本政府との総括的な協議を行い、原子力規制委員会による安全検査や緊急事態時の電力供給の確保などについて追加の説明を求めたということだ。
4日間の日程を終えた視察団のユ・グクヒ団長は「追加的な検証と確認作業を進め総合的な評価内容を公表する」と表明した。
一方で日本政府は、今回の視察は「韓国側の理解を深めていただくもの」とした上で、「海洋放出の計画には影響は与えない」との考えを示している。