ホイール汚れを防ぎたい人は“鉄分”に注目! その原因と対策

ホイール汚れを防ぎたい人は“鉄分”に注目! その原因と対策

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  • 更新日:2022/09/26
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ホイール汚れを防ぎたい人は“鉄分”に注目! その原因と対策

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欧州車はとくにあっという間にホイールが汚れる。対する国産車はそれほどブレーキダストが出ないクルマが多い。同じように止まるのに、なぜブレーキダストが多い少ないが出るのか。その解消法はどうしたらいいのかを考えてみよう。

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◆パッドの摩耗粉、ローターの摩耗粉がブレーキダスト

ブレーキは鉄製のローターを金属や樹脂などで出来たパッドで挟み込むことで効く仕組み。そのときにパッドとローターが摩擦して、エネルギーを熱にして制動力を発生する。そのときにはそれぞれが摩擦で削れて粉が舞う。それがブレーキダストだ。

欧州車でも日本車でも同じようにダストは発生するが、その成分が異なる。まず欧州車のパッドは鉄分が多い。これは想定している速度域が違うから。鉄分が多いパッドは高温での効きに優れる。欧州ではアウトバーンを代表に高い速度での巡航もあり、そこでのフルブレーキ時に効きが甘くては重大な問題になるので、ある程度耐熱性の高いパッドが必要となり、そうなるとおのずとパッドに多量の鉄分を含むことになってしまうのだ。

対する国産車は、それほど高い速度域がない。国内最高で120km/h。ほとんどの高速道路は100km/hだし、一般道は60km/hが標準。そうなると欧州車のような耐熱性が求められなくなってくる。ならば、パッドは樹脂と鉄以外の金属が主でそれらを混ぜて固めて焼いてあるものの方が、ホイールに対する攻撃性が低く、低温時の鳴きも発生しにくい。そしてダストがホイールに付着する原因はその鉄分にある。鉄がホイールの塗装に突き刺さってしまうのだ。それによって簡単には取れないブレーキダストができあがってしまう。

そこでそれを落とすのによくあるのが紫色のホイールクリーナーだ。これはチオグリコール酸アンモニウムという成分が鉄と反応し、紫色に変色。鉄粉付着の原因と鳴っている錆を還元し、浮かせることでホイールダストを除去できるもの。もちろん、そういったクリーナーでの除去も有効だが、こまめに洗わなければならないのは同じだ。

◆ホイールコーティングで付着を防ぐ

これももはや定番だが、ガラスコーティングなどをボディと同じくホイールに施すことでダストの付着を防ぐ手法。完璧に防ぐことはできないが、ある程度防ぐことは可能だ。

また、簡易的にサーキット走行前にワックスやスプレータイプのコーティング剤などを塗っておくと、走行後の汚れが落ちやすい。これはレースでも行われていて、レースではタイヤカスがホイール内側に堆積してステアリングにバイブレーションが発生することがある。それを防ぐためにできるだけタイヤカスやブレーキダストがつきにくいように、ホイール全体に簡易的なコーティングを施す。

簡易的なコーティングではなくガラスコーティングなどをしていることも多いが、よりスベスベにしてダストやタイヤカスが付きにくいように走行前に液体ワックス的なものを塗ることが多いのだ。

◆導風板を装着して風でダストを吹き飛ばす

ダストを防ぐ目的ではないが、ブレーキを冷やすための導風板も有効。サスペンションアームに走行風をブレーキ方向に導くために装着される導風板。目的はブレーキを冷やすことだが、走行風がホイールの内側から強く当たることで、ブレーキダストを外に排出しやすくなり、ホイールにダストが堆積しにくくなる。これだけでダストを防ぐことはできないが、スポーツ走行をする人ならブレーキ温度を下げることもホイールの汚れを防ぐこともでき、一石二鳥なのだ。

◆ブレーキパッドをストリート用のものにする

根本的にダスト問題を解決する最善策はパッドを変えること。国産ブレーキパッドメーカーからは各社からプレミアムパッド、ストリートパッドなどという名前でダストが堆積しにくいパッドが発売されている。

それらは鉄分がほぼ含まれていないため、国産車の純正パッドのようにホイールが汚れづらい。なので欧州車に装着すれば、ホイール汚れを一発で解消できる。だが、もちろん各社で鉄分を含まずに耐熱性を上げるように努力されているが、やはり純粋な耐熱性は鉄分を含むもののほうが高いので、サーキット走行をするとか、ワインディング・ロードで長い下り坂を頻繁にはしるというなら、鉄分が含まれているパッドを選んだ方がいいだろう。

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加茂新

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