
RAB青森放送
20日、2か月ぶりに大鰐線が一部再開した弘南鉄道はレールの補修費が数千万円に上る見込みです。
弘前市の櫻田市長は沿線の市町村と弘南鉄道で経費を分担する意向を明らかにしました。
弘前市などによりますと20日、弘前圏域7市町村のトップが出席した会合で弘南鉄道がレールの補修やバス代行にかかった経費について説明したということです。
沿線の5つの市町村がおととし発表した支援計画では修繕などにかかる経費は自治体が分担するとしていています。
ただ、今回は弘南鉄道にも問題があったとして会社側も経費を負担し5つの市町村と弘南鉄道で分担するということです。
経費は数千万円に上るとしていますが割合などはまだ分からないということです。
弘前市 櫻田宏 市長
「安全な運行のためのかかる経費は会社としてやるべきことでありそれを自治体としてはすべて会社に任せるのではなくて自治体の支援計画の中に盛り込んでいるように突発的な事故とかその対応についてはそのつど支援する自治体が協議していくということになっていますので協議を今現在している」
弘前市は自治体負担分が分かりしだい議会に提案するとしています。