大谷翔平は「最高額オファー」でメッツ入り!? NY記者が辛口指摘 他の選手”も”獲らなければ「東海岸版のエンゼルス」になる

大谷翔平は「最高額オファー」でメッツ入り!? NY記者が辛口指摘 他の選手”も”獲らなければ「東海岸版のエンゼルス」になる

  • ココカラネクスト
  • 更新日:2023/09/19
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敵地で実施された今季のメッツ戦では、割れんばかりの声援を受けていた大谷。もしも、彼が正式に加入するとなれば、より熱狂度は増すはずだ。(C)Getty Images

大谷翔平(エンゼルス)の去就に対する報道は現地メディアで過熱している。

今オフにFA(フリーエージェント)となる大谷は、今月16日に右脇腹痛のために負傷者リスト入り。レギュラーシーズンの終了を待たずしてメジャー6年目のシーズンを切り上げた。投手生命に影響する右肘側副靭帯の損傷を負っているため、当人は治療に専念するはずだが、「史上最高の選手」の呼び声が高い二刀流スターの去就についてはありとあらゆる噂が飛び交っている。

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そうしたなかで、「メッツがオオタニの獲得に最高額のオファーをする」と伝えたのは、ニューヨークのスポーツ専門局『SNY』だ。

同局でメッツ番を務めるジョン・ハーパー記者は「もしも、オオタニが東海岸の移籍に前向きなら、大富豪オーナーであるスティーブ・コーエン氏は最高額を提示するだろうと、話を聞いた複数の球界関係者全員が口をそろえた」と指摘。噂の域は出ないが、球界関係者の間では「東海岸ならメッツ」という見解があるようだ。

米球界のオーナー陣でも屈指の大富豪として知られるコーエン氏は、2022年には総年俸トップの2億9980万ドルを支払うなど積極的な補強を慣行。「2025年に勝てるチーム」を目標として惜しみない投資を行ってきた。

そんなオーナーに支えられる“超金満球団”が大谷獲得に興味を示すのはなんら不思議ではない。ただ、同球団との契約に懐疑的な意見を投じる記者もいる。ニューヨークの大手大衆紙『New York Post』のジョン・ヘイマン氏は『SNY』の報道を伝えたうえで「メッツにはより賢明なプランがあるはずだ」と指摘。「たしかに理には適っているし、彼らには欲しいもの買えるオーナーがいる。それはオオタニにとってもふさわしい」としながらも、こう続けている。

「メッツが球界でより大きな注目を集めたいなら、間違いなくオオタニはそれに貢献できる男だ。しかし、彼らには先発投手陣など他に埋めなければいけない穴がある。もしも、彼と契約したことで、他の問題を解決するためのペイロールに余分な隙間があると誰が言えるだろうか? そして、大型契約が負担となって他の有力選手と契約できなければ、オオタニは東海岸版のエンゼルスにやってくることになる」

ニューヨーク・メディアの重鎮とも言えるヘイマン氏。その言葉は実に辛辣だった。

いずれにしても、右肘側副靭帯の損傷によって24年は投手として投げられない可能性が高いと見られている大谷。そんな天才を巡る獲得レースはいかなる結末を見るのか。その去就に関する話題は、まだまだ尽きなそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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