青森県内私立高生徒の学費滞納 全国ワースト

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2022/06/24

県私立学校教職員組合連合(青森私教連)は23日、青森県の私立高校で2021年度、学費を3カ月以上滞納した生徒は55人で、調査生徒全体に占める割合(滞納率)は0.71%と全国で最も高かったと発表した。経済的理由で中退した生徒も1人いた。

調査は県内の私立高全17校から回答を得た。対象生徒は7729人。

滞納率は、調査開始以降で最小だった前年度に比べ0.04ポイント上昇。滞納者55人中33人は半年以上の長期滞納があった。

滞納理由として、ひとり親家庭で、保護者が体調を崩して働けなくなったという生徒が複数いた。滞納はないが学費捻出のためアルバイトせざるを得ない生徒も多く、学校によっては在籍生徒の1~2割がアルバイトをしているという。

全国私教連のまとめによると、回答を寄せた青森県を含む35都道府県334校の滞納率の平均は0.16%。1998年度の調査開始以降で最も小さく、2020年度に国や自治体が就学支援金制度を拡充した効果が表れているとされる。

青森私教連の蒔苗克敏書記長は「新型コロナウイルス禍や物価高で私学に通う世帯は苦しい状況にあり、国や県の制度がよくなってもカバーしきれていない。引き続き制度拡充を訴えていく」と話した。

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