6回目の「ひじはく」さらに進化 多彩なプラン、11月スタート

6回目の「ひじはく」さらに進化 多彩なプラン、11月スタート

  • 大分合同新聞
  • 更新日:2021/10/14
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ひじはくへの参加を呼び掛けるプラン提供者=日出町日出

【日出】日出町の体験型交流企画「ひじはく」が11月から始まる。今年で6回目を迎え、“誘い人”を務める地元住民が提供する各プランは、年々、内容に磨きがかかっている。企画を取りまとめる町ツーリズム協会は「住民主体の機運が高まり、町内の魅力の掘り起こしができてきた。持続可能な観光地域づくりにつなげたい」と話している。

ひじはくは同協会の観光地域づくり中長期計画(2016~20年)に基づき、地域活性化の一つの手法として16年春に始まった。地域のブランド力向上に加え、地域人材の育成、ネットワークづくりが目的。

さまざまな体験型プログラムを通じて泉都・別府の魅力を味わう「オンパク手法」を用いた。「きどらずに でも上質な ひじの旅」をキャッチコピーに、町内の人や自然、歴史、文化、食などに触れる多彩なプランを提供。これまで5回は平均で千人以上が参加した。

町の強みが可視化されたことにより、あらゆるニーズへの対応が可能に。近隣市と連携した観光商品の開発も円滑になったという。末田加良子事務局長は「継続することで観光に携わる地域人材が育ちつつある。直接的な収益以上に、地盤が固まってきたことが収穫」と開催の意義を語る。

ボランティア団体が提供するプランが派生し、ビジネスが生まれた事例も。伝統文化に触れてもらうことを目的に14年に結成した「日出きものマムズ」(勝山和子会長、12人)は、ひじはくへの参加を続けることで知名度が向上。19年のラグビーワールドカップ大分開催では、大分市内のファンゾーンで着物のショーを開いた。

その後、近隣の宿泊施設と連携した着付け体験が観光商品になった。勝山会長は「ボランティアの精神は変わっていないが、皆さんに価値を感じてもらえるのはうれしい。活動の励みになる」と喜んでいる。

今年のひじはくは11月末まで。各プランの内容は県内の観光案内所などに置くパンフレットや協会の公式サイト(http://hijistory.com/hijihaku/)で確認できる。開催日や参加料が異なり、予約はプラン提供者に申し込む。

問い合わせは同協会(TEL0977・72・4255)。

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