大河「鎌倉殿の13人」に登場 畠山重忠 細入に墓?

大河「鎌倉殿の13人」に登場 畠山重忠 細入に墓?

  • 北日本新聞
  • 更新日:2022/06/23
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重忠の墓と伝わる五輪塔の横に立つ中川さん(右から2人目)ら重忠まつりの実行委メンバー

放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で活躍が描かれる武将、畠山重忠が再び注目を集めている。全国に伝説が残る重忠だが、富山市楡原地区(細入)にも意外なゆかりがあり、重忠の墓と伝わる場所もある。新型コロナの影響で中止していた細入の夏の伝統行事「重忠まつり」が3年ぶりに開催されることが決まり、地元から盛り上がりを期待する声が聞かれる。

重忠は源頼朝の重臣として各地で戦功を挙げた。しかし頼朝の死後、実権を握った北条氏と対立し、神奈川県で討ち死にしたとされる。「鎌倉殿の13人」では、俳優の中川大志さんが演じる。

重忠の墓と伝わる場所は全国に数カ所ある。いずれも本物の墓の可能性は低く、菩提所(ぼだいしょ)や供養塔としての意味合いが強いという。楡原の高台にある五輪塔もその一つだ。言い伝えによると、五輪塔は楡原に逃げ落ちた重忠の子・六郎が建てたとされる。

高台には16世紀、能登の守護、畠山義綱が住んだ楡原城があった。五輪塔について、地元の郷土史家、中川伸二さん(70)は「実際は義綱の墓という可能性や、義綱が自身の先祖である重忠を供養するために建てた可能性もある」と推測する。

重忠が生前、細入を訪れたという言い伝えもあり、こうした伝承に基づき地域では重忠を崇敬する文化が残る。

重忠の遺徳をしのぶ重忠まつりは、江戸時代後期に始まり、毎年開かれている。今年は7月24日に開催する。墓前で近くの法華宗・上行寺住職が読経し、地元の児童が子役踊りを披露する。まつりの実行委員を務める中川さんは「重忠の偉大さを再認識するきっかけになってほしい」と話す。

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