
◆卓球◇世界選手権個人戦 第7日(26日、南アフリカ・ダーバン)
【ダーバン(南アフリカ)26日=林直史】混合ダブルスで張本智和(智和企画)、早田ひな(日本生命)組が2大会連続の銀メダルを獲得した。決勝は前回大会覇者の王楚欽、孫穎莎(中国)組に0―3で敗れた。この種目は吉村真晴、石川佳純組が2015年蘇州大会から銀、金、銀。日本勢として5大会連続で決勝の舞台で戦った。
張本、早田組は初戦から3試合をストレートで勝ち上がり、準決勝では21年世界ユース選手権19歳以下を制した林詩棟、クアイ・マン組に3―1で逆転勝ちした。若手とはいえ世界選手権の舞台で中国ペアを初めて破ったが、2人はすぐに決勝に視線を向けていた。
今大会の目標は2年前のヒューストン大会で敗れていた王、孫組に決勝で雪辱を果たすことだった。張本は「(国際大会で)ずっと中国ペアに決勝で負けてきている。この最高の舞台でリベンジできるように頑張りたい」。早田も「まだまだ難しい部分はあると思うけど、最後まで積極的に強い気持ちを持って」との気概で臨んだが、中国最強ペアの壁に阻まれた。