「とても悔しく残念」小川知事あいさつ文【全文】

「とても悔しく残念」小川知事あいさつ文【全文】

  • 西日本新聞
  • 更新日:2021/02/23
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辞表提出にあたり、福岡県の小川洋知事が公表したあいさつ文は以下の通り。

本日、県知事を辞任する決意をし、県議会議長にその旨をお伝えいたしました。

今般、私は、原発性肺腺がんと診断され、早期復帰を果たすべく、九州大学病院で治療を受けてまいりましたが、思うように効果が上がらず、引き続き入院加療が必要となり、退院復帰の見通しがさらに不透明になってしまいました。

現在、本県は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下にあり、リモートなどを通じて服部副知事以下と協議し、指揮をしてきましたが、このほかにも課題が山積している今、現場で自ら先頭に立って指揮をしていくことがかなわない状態が続けば、県民の皆様にご迷惑をおかけすることになり、それは私の本意とするところではありません。

多くの県民の皆様が早期復帰を信じ、励ましてくださっています。それにもかかわらず、病状と体力を考えると、これまでのように知事としての責任と役割を果たせないため、断腸の思いでこの決断にいたりました。皆様には大変申し訳なく、私自身、とても悔しく、残念でなりません。

県議会の皆様におかれましては、これまで多大のお力添えを賜ってまいりました。心からお礼を申し上げます。今後も、県政を着実に進めるため、私が手掛けた最後の予算であります今回の予算案を、ぜひとも服部副知事の下で成立させていただきますようお願い申し上げます。

県民の皆様、私は、平成23年に当選して以来、ふるさと福岡県の発展のために全力を尽くしてまいりました。度重なる自然災害や新型コロナウイルスの感染拡大など、厳しい局面も多々ありましたが、それまで以上に福岡県ははるかに元気に発展してきました。これは、ひとえに県民の皆様のご理解とご協力、ご支援、ご尽力のおかげであります。改めて感謝申し上げます。

これから先、治療に専念し、また新しい形で福岡県の発展にいささかなりとも貢献できればと考えております。

皆様、本当にお世話になり、有難うございました。そして、道半ばにして辞任せざるを得なくなったことを心からおわびを申し上げます。

西日本新聞

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