
1回、今川と対戦するグリフィン(撮影・佐藤厚)
「オープン戦、巨人0-4日本ハム」(19日、東京ドーム)
新助っ人が大役を担うかもしれない。巨人のフォスター・グリフィン投手が19日、日本ハム戦に先発。5回を3安打1失点(自責0)、5奪三振と好投。190センチの長身左腕が開幕投手候補に急浮上してきた。
「全体的に良かった」。最速151キロの直球にカットボール、チェンジアップなどの変化球を操って相手を料理。オープン戦2度目の登板で上々の仕上がりを披露した。
「(日本の野球に)順応しつつある」と目を細めた原監督。「開幕投手候補か?」の質問には「候補ということであるならば否定はしない」と答えた。実現すれば、巨人の外国人開幕投手は、17年・マイコラス以来、6年ぶりとなる。
最有力候補の菅野は18日の日本ハム戦で、右肘の張りを訴え1回で緊急降板。この日はグラウンドでキャッチボールをせず、別メニュー調整を行った。グリフィンは「開幕投手は菅野であるべきだ。故障したことは気の毒に思う」とおもんぱかった。今後も1軍に帯同するエースの状態も見極めながら、3・31中日戦(東京ド)の先発投手を決める。