【独自取材】「バカですよね、バカですよ」刑務所に「入っててください」...容疑者の母語る“人生に嫌気”なぜ再犯?

【独自取材】「バカですよね、バカですよ」刑務所に「入っててください」...容疑者の母語る“人生に嫌気”なぜ再犯?

  • FNNプライムオンライン
  • 更新日:2022/06/23
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ネットカフェに立てこもり、6月22日現行犯逮捕された長久保浩二(ながくぼ・こうじ)容疑者(42)。

【画像】捜査車両から、カメラに向かってピースする容疑者

10年前にも、立てこもり事件を起こしていたことがわかっています。めざまし8は、長久保容疑者の母親を取材。一体どんな人生を送ってきたのでしょうか。

「被害者に大変申し訳なく」容疑者の母語る

長久保浩二容疑者の母親:
被害に遭われた方には、大変申し訳なく思っています。バカですよね。バカですよ。自分がやってることが分かんないんじゃないかって思うくらい、親にしてみれば。子供の頃はそんなんじゃなかったんですけどね

22日、めざまし8の取材に胸の内を明かした、長久保浩二容疑者の母親。

長久保浩二容疑者の母親:
甘えなんですかね。長男ってのもあるんですけど、息子からは手紙の方が多いかもしれないです。本人に対してはもう、罪を償ってと言うよりは、もう(刑務所に)入っててくださいって言いたくなっちゃう

「人生に嫌気がさした」10年前にも立てこもり…離婚が人生の転機か

実は長久保容疑者は、10年前にも立てこもり事件を起こし、懲役9年の判決を受けて服役

2022年4月に出所してからわずか2カ月半ほどで、今回、2度目の立てこもり事件を起こしたのです。逮捕後の調べに対し、容疑を認めている長久保容疑者。

長久保容疑者の供述:
事件を起こし、刑務所に戻りたかった。自分の人生に嫌気がさした

長久保容疑者が“嫌気がさした”という、自らの人生…一体どんなものだったのでしょうか?

長久保浩二容疑者の母親:
私がきつかったかもしれないですけど、しっかりしてもらわないと困るんで。でも、やっぱり本人にしてみれば、うざかったんだと思います

子供のころの様子を、長久保容疑者の母親がこのように振り返った一方で、小中学校時代の同級生の母親は、長久保容疑者の印象について次のように話します。

同級生の母親:
素直だったんじゃないかね。子供のころはね。どこかできっと、何かでずれちゃったかも知れない。おとなしく、あんまり目立った子ではなかったので

また、中学生の頃は、新聞配達をしていたといいます。

同級生の母親:
あの子が長男だったので、親に少し手助けをしようと思ってそういう仕事をしていたと思う

その後進学した、農業高校時代の友人にも話を聞くと…

高校同学年の友人:
農業一筋というか。畑とか、学校の行事でもそういう作業があるんですけど、そういうのを率先してやってる印象ですね

授業や行事に、真面目に取り組んでいたといいます。高校の卒業アルバムには、農作業用の車両を運転する長久保容疑者の写真に、こんな言葉が添えられていました。

高校の卒業アルバムより:
ボクのポルシェ

また、高校の卒業アルバムには、こんな言葉も残しています。

高校の卒業アルバムより:
良い友達ができてとてもたのしい三年間だった

長久保容疑者の人生には、その後、転機が訪れます。

同じ高校に通っていた人:
結婚したっていうのは聞いて、ちょっと若干照れた感じではあった。子どもが出来たんでっていう話はしてましたね。人伝えに離婚したらしいよみたいな話を聞いた

友人によると、高校を卒業後、結婚。子供ができたものの、すぐに離婚したといいます。

長久保浩二容疑者の母親:
離婚してます。あっという間に別れましたよ。ちょっとは、こっちにもいたんですけど、仕事見つけたからって出て行ったんで

長久保容疑者の母親によると、離婚後、地元を離れたという長久保容疑者。

そして2012年、30代前半のころ、愛知県内にある民間の更生施設に一時入所していたといいますが、その約4カ月後、最初の立てこもり事件を起こして懲役9年の実刑判決を受けました。

再犯防ぐためのサポートは 家族以外の人間が寄り添う注意点

長久保浩二容疑者の母親:
気が向けば、手紙かハガキで来るくらいで、本当に手紙の方が多いかもしれないです。返事も出さないって言ったらいけないんですけど、そうするとまた、おんぶに抱っこになっちゃうんで、少し距離を置こうかなと。親がダメなんですね

今回、同じような犯行を繰り返したとみられる長久保容疑者。こうした再犯を避けるために必要なことはどういったことなのでしょうか?

日本自立準備ホーム協議会の髙坂朝人 代表理事によると、「容疑者の家族は苦しんでいるのでこれ以上プレッシャーは与えられない」とし、家族以外の人間が寄り添っていくことが必要と指摘しています。

しかしこれには問題点もあり、出所後は「監視される」などといった負の先入観から、支援団体などに相談に来ないことがあるといいます。必要な支えとしては、面会に行ったり、手紙を送るなど、出所前から関係を構築していく必要があるということです。

(めざまし8 6月23日放送)

めざまし8

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