北九州市で２４日にゴミ収集車が横転した事故を受け、注意を呼びかける臨時の説明会が開かれました。市は横転したゴミ収集車は無謀な運転だったとして、委託業者に対する処分を検討しています。
北九州市で２４日にゴミ収集車が横転した事故を受け、注意を呼びかける臨時の説明会が開かれました。市は横転したゴミ収集車は無謀な運転だったとして、委託業者に対する処分を検討しています。
■北九州市環境局・矢野恵美係長
「再度、社員の皆さまに総点検の実施をお願いしたい。」
北九州市は２６日から、市と委託契約を結んでいる約３０の清掃業者に対し、安全な作業の徹底や交通ルールの順守を呼びかける、臨時説明会を開催しています。
これは２４日に福岡県北九州市八幡西区陣山で、市の委託を受けた業者のゴミ収集車が横転し、マクドナルドの店舗に衝突した事故を受けて開かれたものです。
事故にあったゴミ収集車は、国道の反対車線にある次の収集場所に向かおうとＵターン中に後続の車両と接触し、その弾みで横転しましたが、業者によりますと、本来はＵターンせずに、次の交差点を右折するように定めていたということです。
■矢野係長
「早くその場から収集したいという気持ちが、焦りにつながっているところがある。危険な運転を確認したくはないが、確認できれば、厳正な対応や処分を行っていかないといけない。」
北九州市は横転事故を起こした業者に対し、無謀な運転が原因だとして、委託料の減額を含めた厳正な処分を検討しているということです。
