
4年ぶりとなる秋の大祭、「長崎くんち」の開幕まで残り20日を切りました。各踊町の稽古も終盤となっています。最後の船稽古を迎えたのは、御朱印船を奉納する本石灰町。本番への思いです。
4年ぶりとなる秋の大祭、「長崎くんち」の開幕まで残り20日を切りました。各踊町の稽古も終盤となっています。最後の船稽古を迎えたのは、御朱印船を奉納する本石灰町。本番への思いです。
午後7時頃。引き締まった表情で湊公園にやってきた根曳たち。
この日は…
(根曳頭 熊谷 将希さん)
「お諏訪の一発目だと思って最後気持ちを高めながら最後の稽古のワンセットなのでしっかり回して入ろう」
4年ぶりの長崎くんち、それぞれの思いをのせて…“最後の”船稽古が始まりました。
“曳物最大級”、御朱印船を奉納する本石灰町。18人の根曳の中で16人が初出演です。
今年のテーマは、必ず笑う=“必笑”踊町の中で最も早く7月に行った初めての場所踏みからおよそ2か月間…
週5日から6日の厳しい稽古を全員で、乗り越えてきました。
力と技のいる船回しにきつさをにじませながらも声を掛け合って…
多くのくんちファンが見守る中、笑顔で、最後の稽古を終えました。
根曳衆は、これから、3週間ほど船には触れなくなります。
根曳頭 熊谷 将希さん
「あっとゆうまにおわった。本番に向けて気持ちを整えるだけ待ち遠しいのと寂しいのと両方本番の3日間は楽しんで最高の思い出を作ろうと思う」
長采 原田 伸一さん。
「言葉にならない 感動うるうるした笑顔で前日を迎えたい。期待に応えられるようまちの恥にならないよう立派な奉納をやりたい」
御朱印船は、本番に向けて修繕と装飾が行われ、来月3日の「庭見世」4日の「人数揃い」の後、7日からの本番を迎えます。