「攻撃面では辛口にならざる得ない」7得点の石川祐希に元イタリア代表が厳しい評価。一方で復調に期待も

「攻撃面では辛口にならざる得ない」7得点の石川祐希に元イタリア代表が厳しい評価。一方で復調に期待も

  • THE DIGEST
  • 更新日:2021/11/25
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現地時間11月23日、バレーボールのイタリアリーグ セリエA2021-22レギュラーシーズン第8節が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するアリアンツ・パワーバレー・ミラノがホームでトップバレー・チステルナと対戦。セットカウント2-3(34-32、21-25、33-31、21-25、13-15)で敗れて連勝を逃した。

ミラノは連敗を止めた前節からわずか中1日で挑んだこの試合で、石川を先発で起用した。

第1セット序盤に最多6点のビハインドを負ったミラノは、石川の2連続ブロックや相手のミスを誘う効果的なサービスで追い上げて接戦に持ち込む。白熱した展開が続いた終盤には、高さを強化してセッター不在となったコート上で、絶妙な2段トスを供給して連続得点に成功。これで流れをつかんだミラノは逆転でセットを先取した。

ところが、優勢を保っていた第2セット、ミラノはチステルナに追撃を許してしまい、21-21から4連続失点でセット連取ならず。

接戦となった第3セットで石川は、相手コートのスペースに流し込む一打やブロックを外してクロスで得点を挙げるが、以降は攻撃で精彩を欠く。1点を争う緊迫したムードの終盤には、手元が狂ったのか珍しくオーバーヘッドでミスを犯してしまう。それでも、レセプションやサーブで奮闘して2セット目奪取に貢献した。

第4セットで試合を決めたいミラノだったが、我慢のパフォーマンスが続く石川の調子が上がってこない。2本連続でアタックがラインを割り、チステルナのリードが5点に広がったところで、ミラノは今シーズン初めて試合途中で石川をベンチに下げる。その後、相手の決定力と好守に阻まれ、反撃の糸口を見出せないままフルセットへ持ち込まれた。

第5セット開始から石川をコートに戻したロベルト・ピアッツァ監督だったが、安定していたレセプションでもミスが出たことで再びベンチに下げる。チステルナにマッチポイントを握られたところで、期待を込め再度コートへ送り出すが、およそ3時間に及んだ戦いの中で本来の姿を取り戻すことができなかった。

この試合で石川は、7得点(アタック5。ブロック2)を記録するに留まった。

現地で解説を務めた元イタリア代表セッターでロサンゼルス五輪銅メダリストのファビオ・ヴッロ氏は、背番号「14」のパフォーマンスについて、「攻撃面では辛口にならざる得ないが、守備やトスなどを見れば分かるように、イシカワは総合的に高い能力を持つ選手。ミラノにとってシンボルであり、非常に重要な存在であることは間違いない。攻撃の調子が上がれば、チームの戦い方をより楽にするはず」とコメント。復調に期待を寄せている。

次節の第9節は4日後の開催(日本時間28日午前4時30分開始予定)。厳しいスケジュールのなか、ミラノはコンサルRCMラヴェンナとのアウェー戦に挑む。

構成●THE DIGEST編集部

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