「2言語以上を使う国は、1言語の国より認知症が50%少ない」スペインの研究結果に対する海外の反応

「2言語以上を使う国は、1言語の国より認知症が50%少ない」スペインの研究結果に対する海外の反応

  • らばQ
  • 更新日:2020/11/22
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アルツハイマー型を中心に認知症の研究が進んでいる中で、スペインの研究結果が話題を集めていました。

2言語以上を使う国は、そうでない国と比べて認知症率が50%も低いそうです。

The prevalence of dementia in countries where more than one language is spoken is 50% lower than in those regions

スペインのカタルーニャ・オベルタ大学(UOC)とポンペウファブラ大学(UPF)の科学者が率いる研究者チームは、2つ以上の言語を使うことで認識能力が高まり、認知症の始まる時期を遅らせると結論付けています。

バルセロナと首都圏(マドリード)の4つの病院で、63人の健常者、135人の記憶喪失などの軽度認知障害者、68人のアルツハイマー病患者を募集しました。
(※バルセロナはカタロニア語とスペイン語それぞれの話者が多い地域)

脳内の一部分が機能しなくなったときにバイリンガル(二言語を自由に使いこなす人)は、別のシステムを脳が効率的に見つけて解決する傾向が見られました。

また、両方の言語を使えば使うほど言語能力も上がり、同時に神経保護の面で有利に働くとのことです。

言葉と認知症の関連性はこれまでも指摘されてきましたが、2言語が堪能であるほど脳と言葉と関連性が密接になるようです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●もしかしたら第二言語で考えたり話したりできる人は、心が言葉を見つけられないときに別の道筋で第一言語へアクセスできるのかもしれない。

↑アルツハイマーと修道女の研究を調べてみるといいよ。

↑認知症は言葉だけじゃないけどね。相関性もいろんな要素がある。多言語の国の人々は行動力がもっとあるのか、あるいは工場などで座りっぱなしの仕事が少ないとか、肥満の人が少ないとかね。血行が良いと認知症を減らすからね。

●言語は1つだけど、パズル好き(記憶機能を高める)との比較はどうなんだろう。

↑比較された国のライフスタイルにも興味がある。座りっぱなしが少ないとか、買い物に歩いて行ったり、地域活動に参加するとかね。加工食品を食べる回数が少ないとか、裕福層と貧困層の差は? 疑問がいっぱいある。
たった1つの発見が答えではない。自分はライフスタイル、環境、遺伝などの全てが影響していると仮定する。

●プログラム言語も含む?

↑含まないってこともないかと。いちおう脳を使ってはいるし、自分のネイティブな言語とは違う方法で表現をしている。

↑プログラム言語がいいならアメリカの手話もいいかな。

●変だな。なぜフィンランドが認知症率のトップ? 彼らは英語を話し、大勢がスウェーデン語やフィンランドを話す。

↑認知症は高齢者に多く、フィンランドの高齢者のほとんどが1言語しか話さない。バイリンガルが一般的なのは50~60歳より若い人々で、それらのグループが高齢になったときにどんな結果になるか興味深い。

●「使わなければ失う」は金言だね。能動的に脳をを使うことで認知症が防ぎやすくなる。

●言語が関係すると思わないな。行動的なバイリンガルはだいたい独りではない。きっと孤独が認知症の主原因だよ。

●これらの結果はほぼ二度と再現されない。
これは1つの都市バロセロナだけの研究で地球全体のものではない。発見されたのはカタルーニャ語とスペイン語の両方に堪能な人は認知症が少なかったというものである。
相関関係があっても因果関係があるとは限らない。
2言語が使えるのとは別の要因があるかもしれない。例えば知性や教育が高いほど、両方の言語に堪能であるという風にね。

●2言語以上を話す自分には良いニュースで、それが真実だといいなと思う。

直接の要因であるかについては今後の研究待ちですが、外国語を学んでいる人にとってはモチベーションが上がる話ですね。

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