
調味料の基本といえば「塩」ですよね!味つけはもちろん、食材の旨みを引き出したり臭み取りや保存など、いろいろな場面で活躍します。ある日、料理をしていた夫が塩を片手に味を調えていたのですが…。今回は、塩に関するエピソードと、お話にちなんで塩味のおかずレシピをご紹介します!ぜひ最後までチェックしてくださいね。
味の輪郭って何…?
ある日、夫がパスタのソースを作っていました。仕上げに塩を加えて味見したところで、「塩を入れると味に輪郭が出る」と言います。
聞きなれない「味の輪郭」という言葉を聞いた妻は…


妻が思い描いたイメージは、文字!くっきりした線の「味」を想像してしまいました。
夫がさらに「岩塩は角がなくて美味しい」と言うと、さらに想像が進みます。文字の輪郭がはっきりしていると思いきや、角はない…。まるで文字のフォントみたいだと、感心したのでした。
塩味のおかずレシピをご紹介!
さて、ここからはお話に出てきた「塩」で味つけをする、おすすめのおかずレシピをご紹介します。味わい深い長ねぎと牛肉の炒め物と、塩だれでいただくニラたっぷりのつくねをピックアップ!どちらもごはんによく合う絶品レシピです。ぜひチェックしてくださいね。
1.たっぷり長ねぎと牛肉の旨塩炒め

たっぷり入れた長ねぎが抜群においしい、長ねぎと牛肉の旨塩炒めのレシピをご紹介します。旨みたっぷりの牛肉と、炒めて甘くなった長ねぎがよく合い、鶏ガラスープベースの塩味でごはんが進みますよ。レモンが入っているので、意外とさっぱりいただけるのもうれしいポイント。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
牛バラ肉 (切り落とし)・・・200g
長ねぎ・・・2本
ニラ・・・30g
(A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
(A)レモン汁・・・小さじ1
(A)塩こしょう・・・ひとつまみ
ごま油・・・大さじ1
トッピング
黒こしょう・・・適量
作り方
1.長ねぎは根元を切り落とし、1cm幅の斜め切りにします。
2.ニラは5cm幅に切ります。
3.フライパンを中火で熱し、ごま油をひき、牛バラ肉を入れて炒めます。
4.牛バラ肉の色が変わってきたら1を加えて中火で炒め、しんなりしてきたら(A)を加えて炒め合わせます。
5.味がなじみ、牛バラ肉に火が通ったら2を加えて中火でさっと炒め合わせ、火から下ろします。
6.お皿に盛り付け、黒こしょうをかけて完成です。
2.ニラたっぷり 塩だれつくね

塩だれでいただく、ニラがたっぷり入った絶品のつくねはいかがでしょうか?ニラやニンニクをつくねにたっぷりと混ぜ込んで、食欲をそそる風味と味わいのつくねに仕上げました。ごま油が香る塩だれがよく合い、ごはんにもお酒にもよく合う一品です。竹串に刺さずに、そのまま召し上がってももちろんOKですよ!
材料(2人前)
鶏ひき肉・・・200g
ニラ・・・20g
ニンニク・・・1片
(A)料理酒・・・大さじ1
(A)コチュジャン・・・小さじ2
(A)塩・・・小さじ1/4
薄力粉・・・大さじ1
塩だれ
ごま油・・・大さじ2
塩・・・小さじ1/4
鶏ガラスープの素・・・小さじ1/4
作り方
1.ニラとニンニクはみじん切りにします。
2.ボウルに塩だれの材料を入れて混ぜ合わせます。
3.別のボウルに鶏ひき肉、1、(A)を入れてよく捏ねます。
4.12等分に丸め、全体に薄力粉を薄くまぶします。
5.中火で熱したフライパンに4を並べ、2をかけて焼きます。薄く焼き色が付いてきたらタレを絡めるように転がしながら焼きます。
6.中まで火が通ったら火から下ろして竹串に3個ずつ刺し、お皿に盛り付けて完成です。
シンプルな塩味のおかずはごはんに合う!
いかがでしたか?今回は塩にまつわるストーリーと、塩味の絶品おかずレシピをご紹介しました。シンプルな塩味のおかずは、白いごはんと相性抜群でみんなが喜ぶ味わいです。晩ごはんにぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
クラシル