18日早朝、路上で包丁を持っていたとして銃刀法違反の現行犯で逮捕された男が、その直前に鹿児島市のコンビニエンスストアで発生していた強盗未遂事件の被疑者として逮捕されました。
強盗未遂の容疑で逮捕されたのは、鹿児島市上荒田町の自称作業員、内山信太郎容疑者です。
警察によりますと、内山容疑者は18日午前5時ごろ、自宅近くの「ローソン鹿児島上荒田町店」に押し入って男性店員に刃物を突きつけて現金を要求し、何も取らずに逃走した疑いがもたれています。
店には当時、客1人とスタッフ2人がいましたが、けが人はいませんでした。
内山容疑者は強盗未遂事件からおよそ30分後、現場近くで刃渡りおよそ15センチの包丁を持っていたとして、銃刀法違反の現行犯で逮捕されていて、警察はコンビニでの聞き込みや防犯カメラの映像などから強盗未遂事件は内山容疑者の犯行と特定したということです。
内山容疑者は調べに対し、「店員からお金を奪おうと思って包丁を突きつけたのは間違いない」と容疑を認めていて、警察は詳しい事件の経緯を調べています。