【日本ダービー】世代屈指の衝撃デビュー飾ったハーツコンチェルト 相棒・松山騎手と掴んだ夢舞台で鬱憤晴らす

【日本ダービー】世代屈指の衝撃デビュー飾ったハーツコンチェルト 相棒・松山騎手と掴んだ夢舞台で鬱憤晴らす

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  • 更新日:2023/05/26
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日本ダービーへ出走するハーツコンチェルト(撮影:下野雄規)

5月28日に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。世代の頂点を決める熱き戦いにハーツコンチェルト(牡3、美浦・武井亮厩舎)が松山弘平騎手とのコンビで挑む。

ハーツコンチェルトは父ハーツクライ、母ナスノシベリウス、母の父Unbridled's Songという血統。

昨年9月に中京競馬場でデビュー。中団からレースを進めると向正面で早くも進出を開始し、直線を迎えるとあっという間に後続を突き放す。そのままゴールまで脚色は衰えることなく、2着に8馬身差をつける圧巻のデビュー勝ち。一気にクラシック候補との呼び声が上がった。

続く2戦目の東スポ杯2歳Sでは単勝1.8倍の圧倒的支持を受けるも、スタートで大きく出遅れ。懸命に追い込んだが3着だった。続いてホープフルSに出走するも展開に苦しみ7着。皐月賞を目指して臨んだ若葉Sでは本来の伸びが見られず4着で、クラシック1冠目への出走は叶わなかった。

その後ダービー切符をかけ青葉賞に挑戦。後方待機から直線では馬群を割って伸び、外から追い込んだスキルヴィングには先着を許したものの2着は死守。ダービーへの優先出走権を確保した。通算成績は5戦1勝。

父ハーツクライ、母の父Unbridled's Songという血統は17年日本ダービー2着、同舞台の19年ジャパンCを制したスワーヴリチャードと同じ構成で、東京2400mとは相性抜群。デビュー戦で世代トップのパフォーマンスを見せた大器が、全5戦で手綱をとるパートナー・松山騎手とのコンビで頂点を狙う。

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