カリスマ保育士てぃ先生が語る「子どもが勉強をするようになる」魔法の言葉

カリスマ保育士てぃ先生が語る「子どもが勉強をするようになる」魔法の言葉

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  • 更新日:2022/08/05

他のことはコントロールできても、子どもに関しては思うようにできない。そうストレスを感じている人も多いのではないでしょうか。そんな親世代に、悩み別に解決法を提示しているのが、『カリスマ保育士てぃ先生の子育て○×図鑑』(ダイヤモンド社刊)。「実践したら子どもが素直に言うことを聞いてくれた」「こんな言い方があったのか」などと大きな反響を呼んでいます。著者は、関東の保育園で保育士として勤務する傍ら、育児アドバイザーとして講演も行うてぃ先生。今回、子どもの教育や育児の方針に思い悩むESSE読者に向け、アドバイスをくれました。

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てぃ先生が伝授!子どもが勉強をするようになる魔法の言葉

夏休み中の今、小学校低学年ママが頭を抱えがちな、“宿題”問題から伺います。

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●子どもが宿題をするようになる“魔法の言葉がけ”はある?

Q:「毎日、子どもが小学校からの宿題をやりたがりません。『いつやる?』『お風呂に入った後』などと約束しても、破られます。どうしたらやってくれるのでしょうか」(36歳・会社員)

てぃ先生の回答

「まず前提として、『約束』の定義から見直しませんか? 親子間の『約束』は、往々にして大人が子どもに一方的に押し付けているケースが多いように感じます。『お風呂に入ったら宿題をやるね』と子どもが自発的に言ったのならまだわかりますが、もし親が『今やらないなら、お風呂の後にやろうね』と言い、『は~い』と子どもがお返事した場合、これはただの指示、命令に子どもが返事をしただけ。約束ではありません。

百歩譲って、他にも選択肢がある中で、子どもが選んだのなら約束と言えるかもしれませんが、それ以外に選択肢を与えていないのならば、考え直してみて。指示命令に子どもが従わなかった、つまり、大人の思い通りにいかなかったことに対して叱るのは筋違いです。

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さて本題。宿題を始めるまで腰が重い様子なら、最初の何問か、あるいは最初の5分はつきっきりで横にいて一緒に解いてあげることをおすすめします。子ども自身にエンジンがかかれば、その先もやってみようと思えるかもしれません。最初のハードルをいかに下げるかを考えるのです。

5分間も一緒に座るの? と思うかもしれません。でも30分間『早くやりなさい』と言い続けるよりは、時短になると思いませんか」

では、子どもが自発的に「通いたい!」と言って始めた習い事に関しては、どうでしょう。次の質問はこちらです。

●習い事を継続させるにはどうしたらいい?

Q:「子どもがお友達の影響でスイミングスクールに通いたいと言い始め、体験レッスンを経て『ぜひ習いたい!』というので、通い始めました。ところが半月程度で『やめたい』と、まさかの心変わり。もう少し様子を見るべきか、迷います」(39歳・パート勤務)

てぃ先生の回答

「もし親御さんがやらせなければと思ってやらせている習い事なら、辞めてもいいように思います。

ですが質問者さんのケースは、お子さんがご自分からやりたいと言って始められた。いわゆる“やりきる力”を伸ばすことを考えると、ある程度目標を決めてがんばる体験をさせてあげないと、中途半端に取り組んではやめてしまう癖がつく恐れもありますよね。たとえばカレンダーに印をつけて、『ここまでがんばったらおしまいにしよう』と目標設定をすれば、自分が決めた目標まではがんばったという結果になる。その後、子どもの意思通りにやめさせる分にはいいのではないでしょうか。

ただ、親が子どもの習い事に興味がないケースも少なくありません。特に英会話の場合、親が英語を喋れないと、『今日習ったことを教えて』と、その日の学習の振り返りがしづらく、その姿は、もしかすると子どもから見て親が英語に対して興味を持っていないように映るかもしれません。これでは、子どもの興味はなかなか高まらないでしょう。

継続してもらいたいなら、演技でもいいので、『今日どんなことをやったの? それ知らなかった。すごいね。ママも今度やってみようかな』などと、興味を持っている様子を見せるのも手です」

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さらにやる気を高めるには、子どもの成長をこまめに褒めること。

「子どもにとって一番モチベーションにつながりやすいのは、自分の成長を感じられた瞬間。たとえばスイミングで、『最初の方はバタ足でも足がバラバラに動いていたけれど、今は足をピンと平行に伸ばしてバタ足できるようになったね』と、成長したポイントを積極的に見つける、あるいは先生に聞いて褒めてあげる。このように、前回より成長した部分を定期的に言葉にしていくと、お子さんにとっては通っている意味が出てきて、習い事のモチベーションは保ちやすいでしょう」

これは習い事に限らず、日々の生活指導でも有効だと言います。

「『今日はお返事がすごく元気だね』『今日はお着替えがとても速いね』など、些細なことでもいい。極端な話、別にいつもと変わらないように見えても、あえて言葉をかけることで、子どもは本当にそうなる。張りきって早くやろうという行動が見えるようになるんです」

最後は、日常生活の小さな困りごとについて、こんなアドバイスをいただきました。

●「毎日同じ色あせたTシャツを着る息子。正直、恥ずかしいんですけど…」

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Q:「7歳児の息子はこだわりが強く、毎日同じTシャツと短パンを着たがります。色あせ、ヨレヨレになったTシャツと短パンでも、子の思いを尊重して着させるべきでしょうか。正直言って、その服しか持っていないのかと思われ、恥ずかしいのですが…」(42歳・会社員ママ)

てぃ先生の回答

「服選びに時間を取られて他のことに手が回らなくなるくらいなら、いっそ、着させてあげたほうがいいと僕は考えます。

子育ては、着替えだけではありません。毎日の保育園や習い事などの送迎、歯みがき、食事、お風呂などいろいろあります。そんな中で、『たまにはこれを着たら?』『ヤダ! それじゃあ保育園に行かない!』といった攻防を続けた結果、互いに不機嫌になったり、親御さんが余計忙しくなって他のことがおざなりになるのは、本末転倒です」

では、もし親自身の気持ちに余裕があるなら、どんな言葉がけをするとよいのでしょうか。

「まず自身の服を子どもに選んでもらってから、『じゃあ次は○○君の服を選んでみようか~』という流れで、選んでもらうのはいかがでしょうか。ただし、『昨日はいつものTシャツでもよかったけど、今日は違う服を着させたい』などと日によって親の対応が違うと、子どもも混乱し、行動が不安定になることも。しばらくはどちらかの方針で統一させた方がいいでしょう。休日と平日で対応を分ける、というルールもアリです」

以上、いかがでしょうか。子育てに正解はなく、いずれの回答もすべてのお子さんに効果があるとは言えません。ただ、もし悩み過ぎて行き詰っていのであれば、一つの選択肢として取り入れてみては?

ESSEonline編集部

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