
テレビ長崎
周辺での交通渋滞が指摘されていたアミュプラザ長崎の駐車場をめぐり、長崎市議会の特別委員会が現地を視察に訪れました。
長崎駅周辺の交通対策を話し合う長崎市議会の特別委員会は今月のアミュプラザ長崎新館の開業を受けて現地を訪れ、関係者から駐車場の利用状況などについて説明を受けました。
アミュプラザ長崎は新館に900台、本館に600台の約1500台分に加え、来年1月まで近くに臨時で駐車場を確保しています。
委員会ではこれまで駐車場を出入りする車による周辺の交通渋滞を指摘してきました。
JR長崎シティによりますと週末は一日に延べ4000台を超える出入りがあり、入庫を待つ車よりも出庫の車で混雑しているということです。周辺でイベントが開かれるとさらに利用者が増え、出庫に時間がかかっているそうです。
JR長崎シティ 太田周作上席執行役員総務部長は「新館が開業する前までは(一日)2000台いけばいい方としていたので、車で来る客が増えている」と話しています。
委員からは、入庫を待つ車の列が浦上川沿いの県道まで延びているとの声もあり、今後、市と連携して対策を進めていくことを確認しました。