サンダンス映画祭審査員が抗議の退席 障がい者向けの対策不備を理由に

サンダンス映画祭審査員が抗議の退席 障がい者向けの対策不備を理由に

  • 映画.com
  • 更新日:2023/01/25
No image

審査員のために再上映がされる予定とのこと Photo by Scott Halleran/Getty Images

米ユタ州パークシティで開幕した米インディペンデント映画の祭典サンダンス映画祭で1月19日(現地時間)、審査員全員が映画館から退出する事態が発生したと、米The Wrapが報じている。

事の発端は、ジョナサン・メジャーズ主演の映画「マガジン・ドリームズ(原題)」の上映館だ。同作はアメリカ映画のコンペティションに入っているが、審査員を務める3人がそろって退出。審査員の聴覚障がい者マーリー・マトリン(「コーダ あいのうた」)のために用意されているべき字幕表示機能が無効となっていたため、ほかの2人も抗議のため退出したという。

関係者によれば、字幕表示機能は準備されていたものの、なんらかの事情で表示されなかった模様。携帯電話の着信を防ぐ電波が装置に影響を及ぼした可能性があるという。

今回の事態を受けて、サンダンス映画祭を主催するサンダンス・インスティテュートのジョアナ・ビセンテCEOは、「私たちのチームはこの分野で並外れた仕事をしてきましたが、常にもっとやるべきことがあります」と声明を発表し、改善を約束している。

なお、同作は審査員のために再上映される予定だという。サンダンス映画祭は1月29日まで実施される。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加